アンドレ・ワッツ

2007年06月04日 | Weblog


 いつも野良仕事ばかりでもしかたないです。それが商売なら別ですが。それで、友達から誘われたので、久しぶりにコンサートに行って来ました。

 つくば市にノバホールと言うところがあります。あの英会話の学校ではありませんよ。「何度言ったら分かるんだ。」、、、「ハーイ、たけちゃん。」「やまちゃん。」、、、、「 ウィー・アー・ノバ友。」 なんてCMやってますね。初めのころは 農婆 なんてのが出てきましたっけ。私は 農爺 です。

 ノバ ( nova ) というのは新しい星のことを言います。新星ですね。むかし、「 しんせい 」 というたばこがあったなぁ。おっとっとっと、脇道にいってしまいますね。


  

 アンドレ・ワッツというピアニストが来ました。いやー、このピアニストは懐かしいです。私が高校生の頃に売り出した人ですよ。あの頃はニコニコした青年だったのですが、今は貫禄ある初老のじいさんです。

 ものすごくダイナミックな演奏でした。全身を鍵盤にぶつける感じです、興奮のあまり右足は宙に浮き、足首がプラプラと激しく動いているではないですか。かかとを時にドンと床についたり、「 ンー 」 とかけ声混じりにガツンと音を出したり、鍵盤を叩いた手は勢いついて、斜め上の方にはじき飛んでいったりと、まあ動きがすごかったですね。アンドレーではなくて「 オンドリャー 」ってな感じでした。ステテコ姿で、毛糸の胴巻きにねじりはちまき。焼きトウモロコシ売りのおっさんにしたら似合うだろうなと思いました。


 動きの面ではそうだったのですが、肝心の演奏の方はどうかというと、もちろん満足度100%でした。繊細さを欠くかと思いきや、体格に似合わずとてもやさしく演奏したりする部分もありましたよ。

 曲目は下に紹介しておきます。ただ、彼はあまり我が国では騒がれることなく来たような気がします。CDなどもあまり出していなかったような。私の知識不足かも知れませんが。

 行って良かった~~。


                ~

 コーフンはそれくらいにして、畑の様子を、、、。


  

 スナップエンドウはどんどん取れています。ゆでてそのまま食べたり、サラダに入れたりしています。

  


 水菜はもう固くなってしまいました。食べられないこともありませんが、ちょっと歯触りの点で気になります。

 春菊は大丈夫ですね。しかし、これも季節からして、そのうちにとうがたってくるんでしょうね。



         

     



 補) アンドレ・ワッツ ピアノリサイタル曲目

   J.S.バッハ  コラール前奏曲「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」
                BWV639
             〃   「汝にこそ喜びあり」 BWV615

   モーツアルト ロンド ニ長調 K.485
          ロンド イ短調 K..511
   
   ベートーベン ピアノ・ソナタ7番 ニ長調 op.10-3

   ベリオ    水のクラヴィーア

   ドビュッシー 沈める寺(前奏曲集弟1集から)

   リスト    暗い雲
          エステ荘の噴水

   ショパン   練習曲 嬰ハ短調  op.25-7
           〃  ヘ短調   op.10-9

   ショパン   バラード第1番 ト短調 op.23