私 「何で?」
客N「重力に負けてだんだん目尻とか頬が下がってきてるねん」
私 「それやったら重力を逆手に取ったらエエねん」
客N「重力を逆手に取るて、どういう事?」
私 「逆立ちで生活したらエエねん」
客N「成る程、と言いたいとこやけど、それは無理やわ」
私 「出来るもんやったら、重力に負けない、ジュウリョク(16)の頃に戻れたらエエのにね」
謎かけ:重力とかけて、男の年寄りと解く。どちらも(G・爺)である。
私 「反抗期やなあ」
客M 「写メを見せたろか。中学生らしくないねん」
私 「パンチパーマでもやしてるんか?」
客M 「そんなん、学校が許せへんわ」
ママ「それにパンチパーマは、今時流行れへんがな」
客M 「耳にピアスをしてるねん」
私 「耳に穴を開けたらピヤスの?」
ママ「ピヤス?冷やすやろ。またダジャレが始まったで」
客M 「穴を開ける前に保冷剤で冷してからしたら、痛ないらしいよ」
ママ「しやけど、学校でピアスをしてエエのん?」
客M 「髪の毛を伸ばして、分からない様に髪の毛て隠してるわ」
私 「髪の毛で隠すとは、これがホンマのカミ隠しやなあ」
客M 「この間、風邪をひいてマスクをして学校に行ったら、先生がマスクを取れと言ったらしいねん」
ママ「みんなに風邪がうつったらアカンからマスクをいてるのにね」
客M 「鼻ピーをしてると思って、マスクを取らせたらしいわ」
私 「鼻ピーて柿ピーを鼻の中に入れる事か?」
客M 「違う、鼻ピアスの事や。校則違反やのに鼻にピアスをする子がいてるらしいわ」
ママ「受験の時に印象を悪くするのにね」
客M 「そこまで考えて無いのと違うかな」
私 「ピアス イト イズ」
ママ「Yes it is やろ!」
謎かけ:ピアスとかけて、ニュース番組と解く。どちらも(穴・アナ)は欠かせません
先日、関西テレビが漫才のますだおかだと歌舞伎の尾上松也がテレビ番組の収録に来た事をAさんに話した。
私「この間、また収録に来た」
客A「ギャラはもろたん?」
私「ギャラは無い」
客A「前、もろたて言うてたやん」
私「あれは関東系のテレビ局や。大阪系はギャラはゼロや」
客A「売れへん芸人よりはテレビによう出てるのになあ」
私「そうかも知れんな」
客A「俺が事務所やったるわ。オファーがあったら、『事務所、通して』て言うたったらエエねん」
私「そんなん言うたらオファーが来ん様になるわ」
客A「ギャラを貰うのん、乗り気じゃなかったら、俺が貰(モロ)たるわ」
私「ギャラしいことを言いなや。A君のキャラクターはヒトのギャラ食ッター!、やな」
一句:スナック芸 磨いてギャラを 貰いたい
謎かけ:ギャラとかけて、九州北部の旧国名と解く。どちら(報酬・豊州)です
私 「そうやろ。これ近商スーパーで売っててん」
客T「かっぱえびせん、みたいやわ」
私 「これはイカのフライや。味はイカが?」
客T「これイカにやなあ」
私 「曖昧な返事やなあ。それではイカんがな」
客T「うん、いけるで。このイカいかほどしたん?」
私 「1000円」
客T「いやいやそんなにスルメ〜」
私 「二袋で1000円や」
客T「そんなもんやろ。イカんせん、お菓子やからなあ」
私 「イカにも」
客T「イカのダジャレばっかり言うて、イイカげんにしてんか」
私 「はい、分かった。これ以上イカのダジャレ言うたら、Tさんはイカり狂うやろな」
客T「大げさな」
謎かけ:イカとかけて、江戸っ子が「当然だ!」と言うたと解く。どちらも(アタリメ〜だ・当りめえだ!)
客H「いえ、中学生になってから吹奏楽部に入りました」
私 「水の中に入って何かをするんか?」
客H「えっ?」
私 「水槽が九分の所に入ったとか」
客H「吹奏楽部。、金管楽器と木管楽器と打楽器の楽団や」
私 「因みに何の楽器を担当してるのん?」
客H「オオボエを吹いててるわ」
私 「ええ、オオボラを吹いてるてか?」
客H「オオボラて、ショーンKじゃあるまいし」
私 「ショー健?彼、オオボラ吹きか?」
客H「ショー健と違う、ショーンKや」
私 「ショーンKて初めて聞いたわ」
客H「ハーバード大学やパリ大学に留学したとか年商30億円の経営コンサルタントとかがバレて失脚した人や」
私 「オオボエの話しからショーンKの情報…、オオボエとくわ」
客H「覚えといてや」
謎かけ:オオボエとかけて、古代に墨で文字を書くのに使われた短冊状の板と解く。どちらも(木管・木簡)である
客G「ハモや」
私 「カモ?」
客G「カモと違う、ハモや。ハモは今がシーズンやねん」
私 「ハモの何料理を食べたん?」
客G「湯引き」
私 「イビキ?ハモが寝てたんか?」
客G「イビキと違う。湯引きや」
私 「ユビキだすか?ユビキダス言うたら、何時でも何処でも意識せんと情報通信技術を利用できる事やろ」
客G「それ、ユビキタスや。俺が食べたんはハモの湯引きや」
私 「えっ、値切ったんかいな。ハモの値引き…」
客G「そんなん、するかいな」
一句:鱧料理 祇園祭に 欠かせません
※鱧って言葉は「食む」から来てまして、なんでも食べる生命力豊かな魚って意味です。だから漢字では『鱧』
空の紙コップにティッシュを詰めて本の上に置きます。マジナイをかけて本をひっくり返しても紙コップは落ちません。ティッシュを外しても紙コップは落ちません。相手に本や紙コップを確かめてもらってもタネも仕掛けもありません。
K子さんが『堺ロケ地めぐりキャンペーン』というパンフレットを持って来た。
私「これ、何のパンフレット?」
客K「映画『セトウツミ』のロケ地巡りキャンペーンのパンフレットよ。これを持って利晶の杜に行くと粗品が貰えるの」
私「ああ、セトウツミかいな。去年の10月にこの近くでロケをやってたらしいなあ」
客K「マスター、知ってたん?」
私「若いお客さんが、ロケの前に高校生役のエキストラを募集してたて言うてたわ」
客K「へえ、地元のエキストラを募集してたん?」
私「高校生役やから、俺、応募しよかなあ、て思たわ」
客K「厚かましいな。年寄りは要らん、言うて断られるわ」
私「年寄りに、出来る役があるで」
客K「どんなん?」
私「高校生に『孝行せい』と、さとす役」
客K「下手なダジャレでは採用されへんわ!」
※映画『セトウツミ』(7月2日公開)=「別冊少年チャンピオン」で連載されている人気コミックの実写映画で池松壮亮、菅田将暉、中条あやみが出演。約2週間にわたる大阪府堺市でのロケが敢行され、主人公の瀬戸と内海の男子高校性2人が、放課後の河原でまったりと喋るだけ、というユニークな作風の同名コミックが原作。クールなメガネの内海と天然なツンツン頭の瀬戸が、劇中、関西弁でしゃべくり倒すドラマ。因みに菅田将暉は、auの人気CM「三太郎」シリーズで鬼ちゃんを演じていて、若手俳優有望株だとか。
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♪てるてるぼうず てるぼうず あした天気にしておくれ」しとしとと降り続く日々
雨曇りの空 眺めてると
子供のころの 君が目に浮かぶ
心ときめく 遠足の前夜
願いを込めて軒の下
てるてる坊主を吊るして
てるてる坊主を口ずさみ
明日、晴れるのを祈っていたね
じとじとと陰鬱(インウツ)な梅雨
なまり色の空 重く苦しい
そんな時には 君に会いに行こう
でも雨降れば 足元悪く
ロウソク、線香 火はつかぬ
てるてる坊主思い出し
てるてる坊主を口ずさむ
明日、晴れたなら参りに行こう「♪てるてるぼうず てるぼうず あした天気にしておくれ」※慕嬢詩(ボジョウシ)とは、私の創作語で25歳で亡くなった娘を慕う気持を綴った詩です。
生きていく中で直面する困難や苦労を乗り越えられたのは、天国にいる娘の存在があったからです。その思いを詞に綴りました。