種明かしシリーズ85は『紙コップの水が消失』です。タネも仕掛けも無い紙コップに水を注ぎますが、マジナイを掛けると中の水が無くなります。超簡単なので是非マスターしてレパートリーに加えて下さい。
S子ちゃんが渡辺真知子の“カモメが翔んだ日”を唄った。それを聞いていたD君が思い出した様に話しかけた。
客D「最近、子供の名前に男やったら翔、女やったら翔子を付ける人が多いらしいで」
私 「ショウコ?警察に押さえられたんか?」
客D「何?」
私 「証拠」
客D「その証拠と違う。飛翔の翔を付けて翔子や」
私 「流行ってるからて、ショウコりも無く同じ翔子ばっかりやったら、ややこしなるで」
客D「多いと言うだけで、皆がみんな翔子は付けへんわ」
私 「そうやなあ。皆がみんな翔子やったら、一人の人を探すのにショウコん尽き果てるなあ」
客D「マスターのダジャレ、ショウコショコやなあ」」
一句:立件の 決め手の一つ 証拠です
謎かけ:証拠とかけて、日本標準時 子午線上に天文科学館がある所と解く。どちらも(証し・明石)です
Iさんは先日来た時に大浜公園でバーベキューをすると言っていたので、今日、来たので聞いてみた。
私 「大浜公園のバーベキュー、行ったんか?」
客I「みんな場所取りをしてて、満員やったわ」
私 「バーベキューの指定場所以外では出けへんの?」
客I「子供がぎょうさん走り回ってたから、ホコリが立って、とてもバーベキューどころじゃなかった」
私 「キャンプ用のテント持ってたやろ。その中でバーベキューしたらエエねん。ホコリは気になれへんで」
客I「確かにホコリは気にならんけど、テントの中やったら火事になるわ」
私 「それやったら人間バーベキューになるなあ」
客I「やめてーや。バーベキューになりたないわ」
私 「ホンマやなあ。それにマズそうな肉やし…」
客I「マズそうて、人のことや思て好きな事を言うなあ」
私 「バーベキューの話だけに、ついニクまれ口を叩いてしもたわ」
一句:和気藹々 バーベキュー囲み 酒すすむ
謎かけ:バーベキューとかけて、空手の演武と解く。どちらも(河原・瓦)を使う事もあります
Yさんが布施明の“霧の摩周湖”を唄って100点を出した。
客H「凄い、100点やん。おめでとう」
私 「布施明の曲だけに、フセィ(不正)したんと違うか」
客Y「そんなん、出来る訳ないやん」
私 「あ、機械が故障してたわ。ゴメンね」
客Y「失礼な、俺の実力や}
私 「H君、負けず嫌いやろ。頑張ってこの点を抜かんな」
客H「抜かれへんがな。100点以上は無いやん」
客Y「マスター、ムチャ言うなあ」
私 「よう、客に言われるねん」
客H「何て言われるのん?」
私 「100だけに、ヒャクにさわるなあ」
一句:カラオケで 100点出して 大騒ぎ
謎かけ:100点とかけて、空一面と解く。どちらも(満点・満天)です
私 「今までの政治家、ほとんどお金で失敗してるのに、お金を目の前にしたら目がくらむんかなあ」
客D「人間、起きて半畳寝て一畳、飯を食べても二合半、所詮人間そんなもの、やのになあ」
私 「金や権力の亡者になって自分を見失うな、と言う意味やろ。学習能力がないな」
客D「学べよー。同じ繰り返しをしたらアカンがな」
私 「舛添さんは東大出やけど、中卒の俺の方が賢い」
客D「中卒か?」
私 「高卒やけどな。舛添は都知事だけにトチジッタね」
客D「それ、トチッタやろ。知事は名誉やのに、せっかく手に入れた名誉を台無しにしたね」
私 「舛添の苗字は珍しいので、舛添さんの子供がいじめられるかも」
客D「ホンマやなあ」
私 「子供が舛添ではいじめられるから、苗字を替えたらエエねん」
客D「どない変えるのん?」
私 「舛添、改めて、巻き添え。これやったらいじめられるどころか同情されるで」
客D「されへんされへん。余計いじめられるわ」
謎かけ:舛添さんとかけて、博徒と解く。どちらも(都政・渡世)に関わります
私 「いや、6人目やで」
客D「ひえっー!6人目!?」
私 「6人目は冗談やけどな。一体誰がそんな事、言うてたん?」
客D「近所の焼鳥屋の客や」
私 「ヒトの事を大げさに言うて酒の肴にしてるんや。ヒトの噂が怖いわ」
客D「火の無い所に煙は立てへん。ホンマは何人目やのん?」
私 「本当のところは3人目や。しやけどDさんはヨソに行って7人ぐらい言うんと違うか?」
客D「尾ひれが付けば付くほど面白いので、10人ぐらいて言うわ」
私 「そないしといて。それやったら大げさすぎて誰も信じえへんから」
謎かけ:ヒトの噂とかけて、のし餅を食べる時と解く。どちらも(持ちきり・餅切り)になります
私 「俺か?有村や」
客T「有村 言うたら明治維新のエライさんで居て無かったか?」
私 「居てないと思うで。しやけど薩摩藩士には居てたわ」
客T「薩摩藩士かいな」
私 「そう、桜田門外の変で水戸藩士と一緒に井伊直弼を討ち取ったのが薩摩藩士の有村次左衛門やねん」
客T「桜田門外の変で薩摩藩士が居てたのは聞いた事があるわ」
私 「しやから俺、井伊直弼の子孫に命狙われてるねん」
客T「ホンマかいな」
私 「Tさんは熊本出身やろ。先祖で有名な人は居てないんか?」
客T「俺とこ母方の先祖は井上で、細川家の料理人やってん」
私 「成る程なあ」
客T「何が成る程やねん?」
私 「井上やろ。胃の上は食道。食堂の仕事がピッタシや」
謎かけ:先祖とかけて、ミカンの仲間と解く。どちらも(代々・橙)あります
私 「俺は下ネタは嫌いやけど、Aさんが言うて欲しそうな顔をしてるから嫌々話したんや」
客A「ヒトのせいにして…」
私 「仕方がない。ここは下・半身タイガースや」
客A「しやけどマスターは下ネタをよう知ってるなあ」
私 「青森で修行して来たんや」
客A「青森?青森の何処?」
私 「しもねた半島」
客A「それ、下北半島やろ」
謎かけ:下ネタとかけて、テニスと解く。どちらも(低級・庭球)です
客A「7万円」
私 「へえ、エエ値段やなあ。“コガネ”メキシコインコやけどコガネでは買われへんなあ」
客A「ホンマはフクロウが欲しかったんやけど、高いから諦めてん」
私 「高いて、一体なんぼやのん?」
客A「フクロウは20万~30万円」
私 「ホンマ、高いなあ。それで、おフクロは?」
客A「50万」
私 「親に値段を付けて、どないすんねん。この親フクローもん!」
客A「マスターが言わせたやん」
謎かけ:フクロウとかけて、内助の功と解く。どちらも(夜目・嫁)がイイです