
内装関係をしているお客さんの話。
仕事先の家で作業中、4~5歳くらいの女の子が側に来て「おっちゃん、顔まるいな」とシゲシゲとお客さんの顔を見ながら言ったらしい。
確かにそのお客さんは40過ぎなのに頭がハゲていて、てっぺんに髪が僅かという感じ。
お客さんは<なんやこの子は…>と思いながら「危ないからあっち行っときや」と軽くかわした。
数分後、今度は白い紙を持って来て「これ、おっちゃんの顔や、似てるやろ」と見せた。
白い紙に描かれた絵は、まんまるい円に黒点がチョロチョロ、そして目を簡単に書いたもので、ちょうどスマイルバッチの頭にゴマを振ったみたいだったそうな。
お客さんは<可愛げのないガキやな>と思いながら「似てへん、似てへん」とあしらったが、同僚はその絵を見て“プッ”とふき出したとか。
またこの間、街を歩いていたら女性に「おっちゃん、郵便局はどう行くの」と聞かれたとか。
「どう見ても50は過ぎてるオバはんやのに『おっちゃん』やて、腹立つで」と怒っていた。「そやから、デタラメ教えたった」と。
挙句の果てに60過ぎたおっさんに「あんた、ワシより(歳が)上やろ」と言われ、ボヤいていた。
頭の話は他人事ではないので、笑いをかみ殺し、同情を装って彼のボヤキを聞いた。
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