チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

今日(24日・木)は辺野古・変更申請書に関する防衛省交渉 /// 大浦湾に100隻を超える作業船が出ることを認めた!

2020年09月24日 | 沖縄日記・辺野古

 今日(9月24日)は参議院議員会館で午前中、辺野古・設計変更申請書に関する防衛省交渉(日本自然保護協会主催)。午後も続いて院内集会が行われた。ズーム参加者も多かったが、会場にも60名ほどの人たちが集まった。

          (交渉に先立って防衛省への要請書が提出された)

 今日の交渉でも、土砂調達の問題、海砂の問題、地盤改良工事の具体的な内容が記載されていない問題、不可解な工法の問題、環境への影響の問題、ジュゴン・サンゴの保護策の問題等、多くの問題点について追及した。詳細な報告は、録音を起こしてから説明したいが、取りあえず1点だけ指摘したい。

 我々の質問事項の一つが、地盤改良工事が始まれば大浦湾にはいったい何隻の船が集中するのかということだ。たとえば今回の防衛局の設計変更申請書の数値を細かく解析すれば、3年次の前半の時期では地盤改良工事(SCP工法・SD工法)、埋立工、A護岸工、浚渫工等で116隻の作業船が出ることが判明した。

 この質問に対して防衛省の担当者は、「作業船は1日当り100隻になります」と認め、「安全性に配慮しながら工事を進めていきたい」と答弁した。防衛省が、100隻もの作業船が出ると認めたのはこれが始めてである。

 さらに作業船だけではない。海上警備の船、海上保安庁の監視船、さらにはフロートの維持管理のための船等も出ている。しかも、大浦湾の施工区域には汚濁防止膜が張り巡らされており、自由に航行できる海域は限られている。

 結局、今回の変更申請書のような工事計画は実施不可能であることは明らかだ。実際には100隻を超える作業船を集中させることはできず、工程は現在の9年3ケ月からさらに大幅に延びてしまう。

 防衛局の工事計画はあまりに杜撰である。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 明日(24日・木)の防衛省交... | トップ | 9月25日(金)、帰沖を1日... »
最新の画像もっと見る

沖縄日記・辺野古」カテゴリの最新記事