チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

沖縄県、具志堅隆松さんらに慰霊の日の平和祈念公園でのテント設置を認める! --- ただ、一部の許可条件はどうしても納得できない。県は「持ち帰って検討」というので、再度、話し合うことに。

2024年06月08日 | 沖縄・南部土砂問題//遺骨問題 
 具志堅隆松さんやガマフヤー支援者の会は、ここ数年、6月23日(慰霊の日)に平和祈念公園にテントを設置し、遺骨が混じる南部地区の土砂を辺野古埋立に使用しないことや、遺族の方にDNA鑑定申請するよう訴えてきた。デニー知事も式典の後、テントを訪れ、具志堅さんらを激励してくれていた(2021年6月23日のブログ参照)しかし昨年は特に警備が強化され、テント設置が認められなくなってしまった。
 
 今年も5月15日、県の生活福祉部保護援護課に当日のテント設置許可を申し入れた。しかし県は、「追悼式典以外の利用はできない」と、テント設置を頑なに拒否してしまった。

 昨日(6月7日)、県から連絡があり、具志堅さんら4名で生活福祉部の大石統括監、又吉保護援護課長らと話しあった。
  県は、「戦没者遺骨のDNA鑑定呼びかけのために、当日のテント設置を認める」として、設置場所の図面や申請書書式等を示した。あれだけ強い姿勢でテント設置を拒否していたのだから、テント設置を認めた県の対応については評価したい。

 ただ、下の新聞報道にもあるように、県は許可にあたって、「DNA鑑定申請の周知以外の活動をしない」という細かい許可条件をつけてきた。県が示した許可条件は、市民の宣伝活動の内容を事前に検閲・規制するような項目が多く、とても納得できないものだったこんな許可条件案がそのまま外部に出れば、県政への信頼が揺らいでしまう。最終的に県は再検討するというので、撤回される項目もあるだろから、その詳細については今は触れない)

 我々の抗議で、県は、「これらの規制は式典開催中(11;30~13;00)のもので、式典終了後はこれらの規制を外すということではどうか」と提案してきたが、我々は、「式典開催中は県の指示に従うので、式典開催前の規制も外してほしい」と要請した。
 最終的に県は、「持ち帰って検討するので、改めて話し合う」ということとなった。


          (昨日の県生活環境部との話し合い)

            (6月7日のQABテレビニュース)

              (琉球新報 2024.6.8)
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