チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

雨が降り続いた慰霊の日、デニー知事が具志堅隆松さんのハンスト現場に来てくれた!

2021年06月23日 | 沖縄・南部土砂問題//遺骨問題 

 今日(6月23日)は、慰霊の日。具志堅さんらのハンストは最終日の5日目に入った。周りは心配しているのだが、今日も具志堅さんは元気にマスコミや遺族の方々らとの対応に追われている。

 毎年、慰霊の日の前には梅雨も明けて好天になるのだが、今日は朝から雨が降り続く生憎の天気だった。追悼式典はコロナ禍のために参加者は30人規模に縮小されたが、やはり平和の礎に参拝する人たちが後を絶たない。多くの人たちが参拝の後、座込みテントに来てくれ、今日一日だけで遺族の方の署名が441件、一般の方の署名が590件も集まった。3月のハンストもそうだったが、具志堅さんの訴えは多くの県民の共感を呼んでいる。

 数日前からデニー知事に、式典終了後、ハンスト現場に来て、具志堅さんと面談してくれるようお願いしていた。知事はそれに答え、午後1時40分頃、強い雨の中、テントに来てくれた。周辺から大きな拍手が沸き上がり、具志堅さんも、「おいでいただいたことに感謝します」とお礼の言葉を述べた。

 遺族の方が知事に思いを述べられた後、具志堅さんが、まもなく知事が判断する防衛局の設計変更申請の不承認の理由に、人道的観点から、遺骨混りの南部地区の土砂を辺野古埋立に使うことは許されないということを明記してほしいと訴えた。

 知事は、「いろんな方の声をしっかりと受け止めて判断していきます」、「力足らずで申し訳ないのですが、自分でできることを一生けん命やっていきます」と答えた。具体的な話がなかったのは残念だが、ハンスト現場に来てくれたこと自体が知事のメッセージであろう。 

 私たちの要請を受け入れてくれるものと期待したい。

 

 

 午前11時、式典が始まる前に各宗教者グループの方たちのお祈りが始まった。上は、日本山妙法寺の上人たち。下は平良修牧師と島田善治牧師

 

 

 

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