(27日(月)午前10時頃、まだ風雨は強い)
沖縄の観測史上最大級という台風15号が、26日(日)の夜、沖縄本島を通過した。瞬間最大風速70mということで、朝から、ベランダの荷物を片づけたり、風呂に水をはったりと、その準備に追われた。やはり心配だが、それでも、どこか、風速70mとはどんなものだろうかという、怖いもの見たさの「期待」のようなものもあった。
ところが、夜になって台風が那覇に最も近づいているという時間になっても、それほどひどくならない。もちろん、ヒューヒューとうなり声をあげて風が吹き荒れ、室内の気圧計も940ヘクトパスカルを割っているが、この程度の台風は、毎年、沖縄にやってくるものとそう変わらない。大きな被害が出なかったことは幸いだが、少し拍子抜けな思いのまま夜が明けた。
月曜日のニュースでは、那覇市の瞬間最大風速は38メートルだったとのこと。被害は、北部のほうに集中しているようだ。知人から入った連絡では、高江では停電が続いているという。座り込みテントやゲート前の横断幕の取り外し等、大変だっただろう。
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