チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

県民大会が近づいているのだが---。「日米想定外の抵抗」を!

2012年08月28日 | 沖縄 オスプレイ

  (那覇市の公共掲示板には、自衛隊のコンサートのポスターだけが貼られていた)

 28日(火)、台風15号の影響がまだ残っているのか、あるいはUターンしてきた台風14号のためか、晴れ間が出たかと思ったら、突然、強い雨が降る。今日は高江行の予定だったが、明日(水)に変更した。

 雨の合間を縫って、市内の公共掲示板を回った。台風等の影響でなかなか出来なかったが、「オスプレイ配備No!」の平和市民連絡会のポスターと9.9県民大会のポスターを張ってまわった。夕刻のラッシュ時で苦労したが、なんとか20ケ所の公共掲示板をまわることができた。

  9月9日の県民大会まであと10日少しだというのに、那覇の街では、県民大会のポスターをほとんど見ることはない。逆に目につくのは、幸福実現党の「県民大会をボイコットしよう!」等の横断幕だ。当初の8月5日の予定が、台風のために延期となったのだが、その後、どうも盛り上がりに欠けているような気がして心配でならない。

 ただ、県民大会に大勢の人たちが集まったとしても、それからの県民の行動が問われている。昨日の沖縄タイムスには目取真俊さんが、「日米想定外の抵抗示せ!」として、「県民大会のあと、参加者の1割でもいいから自発的に普天間基地の大山ゲート前に集まり、米軍に見えるような形で抗議する。基地機能に支障がでるくらいの居心地の悪さを与えなければ、米軍も日本政府も本気で考えようとはしない。」、「沖縄の基地抵抗運動は住民による直接的な行動が力となり、状況を動かしてきた。住民がなりふりかまわず、体をはって抵抗するとき、米軍も無理押しはできない。」と書かれていたが、まさにその通りだろう。

 私のまわりにも、「普天間基地にオスプレイが来たら、逮捕されることを覚悟でゲート前に座り込もう。」と言う人たちは多い。ただ、問題は、そうした人たちを、どのようにしてまとめ、共同の行動に立ち上がるかということだ。このままでは、体をはって抵抗する決意を持った人たちも、その機会を見つけることができないまま、オスプレイ配備が強行され、県民に挫折感、無力感が広がってしまうことが怖い。

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