今日(12月23日・日)は、うるま市の「講演会&県民投票うるま市連絡会結成大会」に呼んでいただいた。
第1部が講演会。私が「辺野古新基地は止められる」、そして新垣勉弁護士が「県民投票の成功のために」と題してそれぞれ1時間近い講演を行なった。私は、今の辺野古の工事の現状と、軟弱地盤問題、そして特定外来生物問題で県外からの土砂持込みが出来なくなるため、辺野古新基地は頓挫するということを説明した。講演後も、軟弱地盤の問題についての質問が相次ぎ、皆の関心の高さを伺わせた。
(会場は150名ほどの参加で満員となった)
(新垣勉弁護士の講演)
講演会の後の第2部は、「辺野古埋立て・新基地建設反対の民意を示す県民投票うるま市連絡会」の結成大会。2月24日の県民大会の成功を目指して様々な運動を進める組織が発足した。
県民投票は、保守系の市長らの妨害により、全市町村で実施できるかどうか予断を許さない状況が続いている。至急、各地でうるま市のような組織を作り、その成功のために取組みを強める必要がある。
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昨日、桜井国俊先生から、辺野古の比嘉盛順さんが亡くなられたと教えていただいた。盛順さんは、1996年、辺野古住民による命を守る会を立ち上げられた。今日の沖縄タイムスには、阿部岳記者の「2015年の旧暦3月3日、比嘉さんは投入現場に近いサンゴ群落まで浜下りに出かけ、同行した記者にこう言った。『このサンゴは人類の宝。世界に知らしめないといけない』」という記事が掲載されている。
この3年前の浜下りの日(2015年4月21日)。Mさんと私は船を出し、桜井先生や阿部記者らを乗せ、盛順さんの案内でイノーに繰り出した(その時の様子は当時のブログを参照されたい)。3年前にはあんなにお元気だった盛順さんが亡くなられたのが今も信じられない。今日の告別式はうるま市での講演のため参列できなかったが、心からのご冥福をお祈りしたい。
(3年前の辺野古の浜下り。前列左から2人目が比嘉盛順さん)