ロラたちとお別れ

　朝、SIBさん、ASAさんらと一緒に、リッチーに、来年２月までのロラズハウスの家賃を渡す。
　これで、ロラたちの京都での全ての日程も終った。今夜はお別れ会だが、私は参加できないので、昼前、修学院荘を出るときに、ロラたちの肩を抱きながら、お別れの挨拶をする。

　この１週間、１日おきに修学院荘に泊まりながら、ロラたちと生活をともにした。３回の証言集会も全て聞いたし、いろんなところを一緒に散策した。ロラたちは、どこへ行っても、歌を口ずさみ、すぐに踊りだす。私たちも、ロラの手をとりながら、一緒に踊った。傍目には、おかしな集団だっただろうと思う。
　今回は、ピラールさんが少し弱っておられたので、私は、ときどき、彼女に腕を添えて歩いた。そんな２人を、冗談好きのナルシサさんが振り返っては、おかしい、おかしい！と言って笑う。どこがおかしいのだろう？
　泣いたり、笑ったり、歌ったり、踊ったり。私にも、本当にいい思い出になった１週間だった。

　別れ際に、「次は、マニラのロラたちのクリスマスパーティにおいでよ」と誘われた。私は、１２月の７日～２０頃にフィリピンに行く予定だ。日程が合えばいいのだが。


　（曼殊院の辺りを散歩。右からリッチーさん、ピラールさん、ナルシサさん）