11月26日(水)、那覇地裁で辺野古埋立承認取り消し訴訟の第4回口頭弁論が開かれた。
今日の口頭弁論を前に、国がこの訴訟への参加を申し立てた。もしこの訴訟で埋立承認が取り消されれば国の権利や法律上の利益が害されるので、国としての独自の主張を展開する立場を確保したいということのようだ。明らかに翁長さんが知事になったことに対する国の危機感だろう。知事選の結果がさっそくこんな形でも現れてきた。
・「記者解説 埋立訴訟に国参加申し立ての理由は」(QABニュース 2014.11.26)
次回の口頭弁論は来年2月。知事に就任した翁長さんがそれまでに埋立承認を撤回・取り消しすれば、この裁判は終わることとなる。
(口頭弁論前の集会)
裁判終了後、県警本部に行く。この間、キャンプ・シュワブ前での県警機動隊の過剰警備のために怪我人が2人も発生したことに対する抗議の申し入れだ。県警本部は、「抗議は受けつけない。要請なら聞く。」という態度で、当初は「3人しか入室を認めない」と強行だったが、最終的に6人の入室を認めた(弁護士3名、県民会議3名)。それでも後で報告を聞くと、「県警は違法状態を改善する為正当な業務をしている。」という態度を変えなかったという。
(申し入れの参加者の人数を制限しようとする県警)
(県警本部への抗議の申し入れの後の記者会見)
・「抗議活動のあり方を県警へ申し入れ」(QABニュース 2014.11.26)