チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

荒天の中での海上抗議行動---数艇のカヌーが現場に肉薄。2隻の抗議船もフロート内に突入した!

2017年06月12日 | 沖縄日記・辺野古

 6月12日(月)早朝から辺野古へ。Kさんと「平和丸」を担当、他には「勝丸」「不屈」「ブルーの船」が海に出た。カヌーは13艇だった。

 昼頃から雨という予報だったが、午前中から時々雨に見舞われた。海保が「雷注意報が出ているので気をつけてください」と言いに来たが、K9護岸の捨石投下は今日も続いているので抗議を止めるわけにはいかない。

  防衛局や受注業者は、大きなクレーンにもし雷が落ちたら一体どうするのか。たまらずマイクを握って、「落雷が心配される。危険極まりない。ただちにクレーンをたたんで作業を止めなさい!」と叫んだ。

 午前中、カヌーメンバーは2回にわたってフロート内に突入した。2~3艇が最後のフロートを超えるところまで肉薄した。「勝丸」と「ブルーの船」も、作業強行に抗議するためにフロート内に突入した。海保が乗り込んで拘束されたが、海保も防衛局も驚いたことだろ。

                    (抗議のため、フロート内に突入した「勝丸」)

  拘束されたカヌーメンバーらを引き取るために航路入口に向かう。途中から横殴りの雨が降り出し、時々、稲光も光り出した。海保に、航路入口付近はうねりも高く、落雷の危険もあるので、皆を汀間漁港沖まで連れてきて解放せよと交渉するが応じない。海保は海の安全をどう考えているのか!

 やむなく、航路入口でずぶ濡れになりながらカヌーメンバーを引き取り、瀬嵩まで送り届けた。天候の回復が見込めないため、今日の海上行動は昼過ぎで中止とする。

 午後は、県庁へ。

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 土曜日から、辺野古崎に置かれていた消波ブロック(テトラポッド)が、ヤニバマに運ばれている。すでに40個ほどもあるだろうか。このままK9護岸の基礎の捨石を押さえるために投下されるのだろうか?

   

            (瀬嵩の浜からやってきたカヌーメンバーら)

   すぐに工事の監視態勢に入った。捨石の海への投下が始まれば、すぐに突入するのだ。

 2重のフロートが張り巡らされているが、皆、いとも簡単に乗り越えていく。

 捨石の投下が始まったため、皆、次々とフロート内に漕ぎだしていった。

  飛び込んだ海保に拘束されても、プラカードを掲げ、作業強行に抗議し続ける。

 上は、強い抗議の意志を示すために、フロート内に入り拘束された「勝丸」。下は、「ブルーの船」。

 

 辺野古から県庁に向かう途中で大田昌秀さんが亡くなられたことを知る。心からのご冥福をお祈りしたい。

 

 

 

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