イタリアまるかじり

料理を通じてイタリア文化探検する。

空海と密教美術展観賞(9月14日)

2011-09-14 20:39:39 | その他




「空海」が804年唐に渡り、密教を学び経典を学び20年を課せられた修行を、僅か2年で師の「恵果」
の指導によって密教の全て修める。
スケールの大きい密教美術の展覧会で、98.9%が国宝である。
難解な密教、宇宙の真理を仏のかたちにしたものといわれている。
特に「曼荼羅」経典だけでは理解がむずかしいので「両界曼荼羅図」で絵や東寺講堂の「立体曼荼羅」で示した仏像を展示。怒りをあらわしている仏像他、空海の指示に従って仏師たちが全霊を込めて創造した迫力に圧倒された。
空海直筆の書も5件、美しい字体にバランスのとれた書体と説明有り。書のことは全く分らないが
美的センスが心地よく感じた。





9時半開館、10時頃到着し入館するとかなりの人で溢れ、最近の美術館めぐりでは一番混んでいた。
写真は11時30分頃で入館に30分待ちとの事でした。
帰宅後の日テレの3時頃のテロップで、7月20日から今日までで来場者は早くも40万人突破と出ていました。(9月25日迄。)
今年は東北大震災、直近の台風、そして日本の低調な経済、政治の貧困に対して「空海」の様な強烈な
指導者を求めている証しの様な気がしてならない。

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