イタリアまるかじり

料理を通じてイタリア文化探検する。

女房殿「脳梗塞」で倒れるも無事生還する。

2013-07-06 20:04:37 | その他

 6月23日女房が脳梗塞で倒れましたが、
 脳梗塞の早期発見、早期の適切な治療のおかげで全く後遺症なく生還できました。
 今日(7月6日)の午前10時半頃に無事退院いたしました。(2週間の入院)
 
 医師からは大変ラッキーなケースといわれ、同じ頃脳梗塞を起こした患者さんは発症から
 8時間たった為、きつそうな麻痺が残っていました。
 
 原因は今回見つかった「心房細動」で、左脳に血栓が飛んだ為との治験です。
 脳梗塞の後遺症は無いので、今後は血液さらさらの薬を飲み月1回の検診となります。
 水分はまめにとり、食べ過ぎないこと(これが一番難しそう)。
週2回10年前から続けている「太極拳」は体力回復したら是非続ける事もアドバイスされた。
 
 
 下記の経過でした。
 6月23日(日)
  8時頃
   マンションの入り口で私を呼ぶ声が聞こえたので、外にでると女房が
   うずくまっていたので、部屋に入れて、女房のホームドクターに連絡、状況説明。
   救急車を呼ぶ。 脳梗塞の疑いがでる。
   この時はまだ会話も普通で右手が少し使いずらいと言っていたが、麻痺までにはいたってい   なかった。
  8時15分頃 :
   救急車が到着、救急隊4名が部屋に入り、心電図他とる。不整脈がみられた。
   徒歩15分以内の昭和大が受け入れることとなって搬送。 
  8時45分頃 :
   昭和大に到着、女房はMRI,CTなどの検査、小生は病棟の外で待つ。
  10時頃
   MRIで左脳に血栓があって、血管が詰まっているので、血栓を溶かすTPAを大量投与。
   このTPA投与は発症から4時間半以内で効果発揮するが、遅れると効果薄いとのこと。
  12時頃
   担当医がTPAが効かず、脳梗塞が進み言語障害、軽い麻痺もみられるので、
   次のカテーテル治療に移りたいとの申し入れあり了解し、担当医の連絡を待つ。
  14時頃
   この間が一番不安でした。病棟への入室許可が出て、女房に会う。息子夫婦も同席。
   全く普通どうりの会話で、右手足もほぼ正常に見えた。
   担当医、主治医から、脳血管を詰まらせていた血栓がTPAの効果でほぼ溶解し、脳梗塞の
   後遺症は無いだろうとのことでした。カテーテル治療は準備はしましたが、行わずにすみま   した。

  昭和大に運び込まれた時のMRIの写真では左脳の毛細血管の一部が消えていたが、TPA
  投与後のMRIでは右脳と同じく、消えていた左脳の毛細血管が復活していました。

  たくさんの皆さんにお世話になり、感謝、感謝です。