6月23日女房が脳梗塞で倒れましたが、
脳梗塞の早期発見、早期の適切な治療のおかげで全く後遺症なく生還できました。
今日(7月6日)の午前10時半頃に無事退院いたしました。(2週間の入院)
医師からは大変ラッキーなケースといわれ、同じ頃脳梗塞を起こした患者さんは発症から
8時間たった為、きつそうな麻痺が残っていました。
原因は今回見つかった「心房細動」で、左脳に血栓が飛んだ為との治験です。
脳梗塞の後遺症は無いので、今後は血液さらさらの薬を飲み月1回の検診となります。
水分はまめにとり、食べ過ぎないこと(これが一番難しそう)。
週2回10年前から続けている「太極拳」は体力回復したら是非続ける事もアドバイスされた。
下記の経過でした。
6月23日(日)
8時頃
マンションの入り口で私を呼ぶ声が聞こえたので、外にでると女房が
うずくまっていたので、部屋に入れて、女房のホームドクターに連絡、状況説明。
救急車を呼ぶ。 脳梗塞の疑いがでる。
この時はまだ会話も普通で右手が少し使いずらいと言っていたが、麻痺までにはいたってい なかった。
8時15分頃 :
救急車が到着、救急隊4名が部屋に入り、心電図他とる。不整脈がみられた。
徒歩15分以内の昭和大が受け入れることとなって搬送。
8時45分頃 :
昭和大に到着、女房はMRI,CTなどの検査、小生は病棟の外で待つ。
10時頃
MRIで左脳に血栓があって、血管が詰まっているので、血栓を溶かすTPAを大量投与。
このTPA投与は発症から4時間半以内で効果発揮するが、遅れると効果薄いとのこと。
12時頃
担当医がTPAが効かず、脳梗塞が進み言語障害、軽い麻痺もみられるので、
次のカテーテル治療に移りたいとの申し入れあり了解し、担当医の連絡を待つ。
14時頃
この間が一番不安でした。病棟への入室許可が出て、女房に会う。息子夫婦も同席。
全く普通どうりの会話で、右手足もほぼ正常に見えた。
担当医、主治医から、脳血管を詰まらせていた血栓がTPAの効果でほぼ溶解し、脳梗塞の
後遺症は無いだろうとのことでした。カテーテル治療は準備はしましたが、行わずにすみま した。
昭和大に運び込まれた時のMRIの写真では左脳の毛細血管の一部が消えていたが、TPA
投与後のMRIでは右脳と同じく、消えていた左脳の毛細血管が復活していました。
たくさんの皆さんにお世話になり、感謝、感謝です。
後遺症が残らず良かったです。毎日暑いので、ご自愛ください。
と手を合わせてます。お大事にされて下さい。治