イタリアまるかじり

料理を通じてイタリア文化探検する。

北大ESS(英語研究会)同窓会(12月21)日

2011-12-22 22:05:52 | その他

今回は19名参加、、初参加は37年~40年卒の8名の大先輩達。
幹事は47年卒の元商社マン、商社、金融、メーカー、雑誌社、大学、教育、翻訳業と多彩である。
会場は新橋駅の近くの居酒屋。
年に一回の集まりで英語を話すクラブで、多くの人は海外勤務や、英語に関連する仕事をされている。


 








ロートレック展を鑑賞(12月21日)

2011-12-22 20:55:47 | その他


21日(水)の夜北大ESSの忘年会があり、その前に三菱美術館(丸の内)の「ロートレック展」を鑑賞。
写真はカッフェコンセール「アンバサドール」の人気シャンソン歌手ブリアンに依頼されたもの。
単純明快なコントラストで画面構成、モデルのエネルギッシュな姿が強調されている。



1891年ムーラン・ルージュ(赤い風車)の経営者の注文で始めて製作したリトグラフによる有名なポスター。



1890年ムーランルージュにてダンス。(繁栄と孤独)ロートレックは1890年~96年にかけて、ここを題材に30点ほどの油彩を描いた。貴族、金持ち、民衆、娼婦などありとあらゆる階層の人々が集い、虚飾に満ちた華やかさに采られていた。この絵ではだれひとり、微笑むことなく無表情にたたずみ、互いに会話も無く孤立して描かれている。鋭い観察力である。



1894年ムーラン街のサロンにて。1892~95年にかけて娼家にひたりきり50点に及ぶ油彩と数百点の素描を製作。客を待つ娼婦たちの様子が飾り気のないありのままの人間模様として描かれている。

ロートレックは近親結婚を繰りかえしていた伯爵家に生まれ、そのせいか虚弱で、左右の大腿骨相次いで骨折その後の骨の発育が止まってしまった。彼の絵には弱者に対する思いやりの気持ちがある。
北斎漫画、広重の影響もある。大変なグルメで自分でも調理、1930年200点に及ぶ「モモの調理帳」が発行された。(モモはロートレックの事)