イタリアまるかじり

料理を通じてイタリア文化探検する。

伊豆・函南町に一週間滞在

2011-05-07 08:27:57 | その他

4月29日~5月6日の8日間伊豆・函南町の友人宅にお世話になりました。
このご夫妻とは頼まれて友人仲人をした間柄で、10年ぶりの訪問でした。奥さんの実家のある函南町中心に
料理、ドライブ、散歩、など新鮮な空気と地の食べ物を満喫しました。
調理はイタリア料理中心で前半飛ばしましたが、やはり食傷気味となり和食に切り替えた。
間に韓国料理「キムチチゲ」。
外食では「桜海老のてんぷらとざるそば」が旨く2度食べに行く。
友人の庭で取れるレモン、サニーレタス、アスパラ、ねぎなどサラダに。
小生は一日に塩分7g、たんぱく質180gの制限あるので、ポン酢や、バルサミコ酢など多用し塩分調整、
たんぱく質は一食に集中し、問題なく食生活は過ごしている。

 4月29日のメニュー:
src="http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/c0/7da8e863558c3c37915076adeec75445.jpg" border="0">
 ・アクアパッツア(南イタリアの料理、風変わりな水とかきちがい水の意味)
   日本では有名であるが、イタリアでは食べ損なった。過去ブログで何度もとりあげたが、
  いさき、たら、あいなめ、そい、金目鯛で過去調理。新鮮な魚介類を水で煮込む豪快な一品。
  ワインを使わず水を使用、魚の鮮度が良いのが条件。
  小樽で釣ったばかりのそい、あぶらこ(あいなめ)が最高の味でした。今回は金目鯛。

 材料(4人分)
  金目鯛2匹:内臓、えら、うろこだして、水洗いし水切り。皮目に十文字の切り込み、軽く塩、胡椒。
  あさり  :殻つき20個(塩水につける)
  黒オリーブ:種無し30~40個
  ケイパー :ビン詰め塩漬け 40粒(塩出し水きり)
  アンチョビ:フィレ4枚、包丁で細かくたたく。
 ドライトマト:オリーブ漬け適量
  オリーブ油:適量(ピュアー)適量
  EXV    :大匙1.5
  パセリ  :ミジン小匙1/2
  水    :適量
  塩、胡椒 :適量
 調理
 1.フライパン
  やや大めのオリーブ油(ピュアー)で強火で熱し、魚の皮目を下に押し付ける様に焼く。
 2.火弱め、フライ返しで魚を押さえる様にしながら、ゆっくりと皮目がカリッと香ばしくなるまで焼く。
 3.皮目がカリッとしてきたら裏返しで裏も同様に焼く。油が焦げてきたら捨てて、新しいオリーブ油
   を足す。
 4.水気を切った、あさり、ケイパー、アンチョビ、黒オリーブ、ドライトマト加える。
 5.水をフライパンの底に6~7mmたまる程度加える。
 6.強めに煮汁を沸騰させ、あさりに火を通す。
   フライパンを前後に揺すりながら煮る(箸は煮崩れの原因、使用しない。)
 7.再び煮立ったらスプーンで煮汁を魚にかけながら手早く煮詰める。
 8.煮汁がある程度煮詰まって魚に火が通ったら、パセリのミジン切りを加えて火を止め
   器に彩り良く盛り付ける。 

 ・ミネストローネ  (イタリアスープの定番、教科書的レシピー採用。)

 材料 (4人分)
  パンチェッタ:40g(ベーコンでOK) 
  
A. 玉葱   :100g(1/2個)
  人参    :40g(1/4個)
  セロリ   :2おg(1/4本)
  ズッキーニ :40g(1/3個)
  キャベツ  :1枚 (60g)
  
  ブイヨン  :1000CC
 ホールトマト缶:100g(ザルで濾す)
  じゃが芋  :100g(小1個皮むき1CM色紙切り→水を張ったボウルに入れる)
  カッペリー二:20g(3CMに折る)
 ニンニクオイル:大匙1(オリーブ油でニンニクを炒めたものーにんにくの香が移った油)
    塩、胡椒:各少々
 調理

 1.鍋
  ニンニク油を熱し香が出たら、ベーコン、Aの野菜を甘みがでるまでじっくり炒める。
 2.野菜類が色ついたらトマトの水煮、ブイヨンを入れる。
 3.水きりしたじゃが芋を入れる・
 4.塩、胡椒して下味つけ中火にして約15分間煮込む。
 5.煮込んでいる途中でアクがでてきたら、レードルですくう。
 6.煮あがる5分前にカッペリー二を加える。


4月30日(写真無し)
 1.カポナータ(シチリア名物ナスのトマト煮)--ブログに何度も 登場

 2.レモンのカッペリー二(カッペリー二は髪の毛の意味で、細いパスタ)
 
 このパスタは簡単で美味で大変人気あるので是非調理してほしい一品。
 
 材料(4人前)
  カッペリー二:350g
  玉葱    :1個(薄い輪切り)
  レモン   :2個分(1.5個汁とスライス半分)ー函南の自家製使用。
パルメザンチーズ:大匙4
  卵     :1個(溶いておく)
  塩、胡椒  :適量
 調理 
  1.フライパン
    オリーブ油、玉葱入れ中火で狐色になるまで炒める。
  2.深鍋 -- カッペリー二をアルデンテ(2分強)
  3.1のフライパンに良く水切りした2のパスタを手早くあえる。
  4.温めたボウル
    3とレモン汁、塩,胡椒、パルメザン、溶き卵を良く絡め、手早く食卓にだす。

 
 5月1日(日) 
 ・ ししゃものサオール風
 ・ 近所の方の釣ったいさきの刺身の差し入れ
 ・とれたてのたけのこの醤油漬け
 ・きゅうりとトマト
 ・はたはたのイズシ(秋田産)
 5月2日(月)
 ・キムチチゲ
 その他:イタリアンしらすむれつ、猪のソーセージのパスタ、ポテトサラダ、差し入れのめだいの刺身、
     友人宅の庭で取れた、アスパラ、レモン、サニーレタス等のサラダ

10歳の雄猫「ちび」と仲良くなった。あっという間の楽しい1週間でした。

散歩していたら「新幹線」と言う地名の看板に遭遇、新幹線工事に従事していた人たちが住み着いた土地とのこと。