イタリアまるかじり

料理を通じてイタリア文化探検する。

10月22日(木)(沈講師)第3回寺島実朗監修リレー講座

2009-10-27 16:20:13 | その他
写真は会場の多摩大学。
沈講師(65歳)中国出身、中国の準教授を経て、東大、早稲田、御茶ノ水,一橋
の客員研究員歴任し三井物産戦略研究所中国経済センター長。現在は多摩大の教授
講座は「中国政治・経済・外交の最新動向」
1.ポスト胡錦濤は誰?習近平か?-首相は?過去5回のトップ交代で平和的かつ
スムーズに行われたのは江沢民→胡錦濤だけ、過去5回の経済挫折は例外無く「政変」の時に起きている。共産党一党支配の最大脅威は共産党内部にあり「格差」と腐敗」は2大時限爆弾。
2.経済の最新動向;講義当日に第3QTR中国GDP成長率は8.9%、09年は8%は超える、10年は9%想定。車、株(82%UP)不動産は活気あふれている。
世界経済の最大エンジンへ。
3。中国の景気回復と日本経済への影響;中国の自動車減税で日産大躍進、マツダは中国向けが日本を上回っている。、鉄鋼、建機、化学樹脂等日本が最も恩恵受けている。「世界の工場」から中国国内の巨大市場を狙え。
中国ビジネスリスク;2010年上海万博後の7つの不安。①農民暴動(7万件/08)②民族紛争(56民族)③腐敗蔓延(天安門事件/89)④生産過剰と貿易摩擦
⑤環境汚染(CO2最大)⑥政権交代⑦民主主義体制へのソフトランデング
4.米中関係5.日中関係等。

講義の内容を羅列しましたが、居眠りすることなく聞けました。沈講師は「親米睦中」戦略が日本に大切と結んだ。