Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

手続き

2009-12-18 23:55:14 | Weblog

出産育児一時金、というものがある。
健康保険組合などから、子1人出産につき、一時金として42万円(2010年3月までに出産の場合)が支給されるというものだ。
※「産科医療補償制度」に加入している病院などで分娩した等の場合に限る。
 それ以外の場合は、35万円から4万円引き上げた額となる39万円。

それは、何も元気に生まれてきた子に限ってのことではなく、妊娠82日を超えての出産に及んだ全ての子供に適用される。
つまり、妊娠15週5日で生まれたテパも、その支給対象となるわけだ。
そんなもん今更何になる、とは思わないでもナイけれど、貰える物は貰っておいて、次の妊娠に向けて貯金しておこう。
この出産育児一時金+別に加入していた入院保険だかで、入院費用・手術費用・母子手帳が貰えるまでに掛かった妊婦検診代などを全てカバーできて、完全に黒だよ。
けっ。

で、この出産育児一時金。
私は現役で仕事をしているため、支給してくれるのは私自身が加入している健康保険組合だ。
専業主婦のママさんの場合、だいたい旦那様の加入している健康保険組合とかになるのかな。
そうすっと、手続きは旦那さんが会社を通してやってくれるのだろうけど、私は自分でがっつりやらなければならないわけさ。
わかるか?
最近まで大きなお腹で仕事をしていた女性社員本人が、ぺたんこになったお腹で、流産した子供に関連する手続きを進める時の、周りのやりづれぇ空気。
気を遣いつつ、かといってさりげなく振舞おうとする周りの努力。
泣ける。

話がそれた。

その手続きを進めるうちに、私の入院した病院が「産科医療保障制度」というものに加入していることがわかった。
そのため、出産育児一時金申請書に添付していた入院時の領収書に、「産科医療保障制度加入機関」という押印がなければならないらしい。
なんだそりゃ。知らん。
しかし手続きが進められないのは困るので、その判子がまず病院にあるのか、そしてそれを押印した領収書の再発行あるいは以前貰ったものに押印だけを貰えるのか、確認することにした。

すると、確かに「産科医療保障制度加入機関」という判子は存在したが、明確な理由があってそれが押されなかったことがわかった。
迷惑ついでにいろいろと教えていただいたのだけど、そもそも「産科医療保障制度」とは何ぞやというとだ。
妊娠23週以降に生まれた子供で、重度の脳性麻痺という診断が医師によって下された場合に、幾許かの保証金が 支給される、というものらしい。(掛け金3万円が必要とのこと)
今回私はそれに必要な掛け金を払っていないし、そもそもが妊娠15週5日で流産となったため、規定の23週に届いていない。(もし届いていたなら、未だにしぶとく戦い続けていたかもしれないよ!)
全くの対象外なので、領収書に押印はしなかったということだった。当然だな。

そこで私だけが納得しても話が進まないので、ちょいとこちらの状況を説明して、相談してみた。
出産育児一時金の手続きを会社を通して進めていること、その途中で人事担当者から「押印が必要」と上司を介して連絡が入ったことを、まぁ簡単にな。
すると親切にも、病院側から組合に直接連絡し、保障制度対象外の患者に対してなぜ押印が必要なのかを問い合わせてくれるという。
私も上司からのまた聞きで、組合の担当者が言っているのか人事担当者が言っているのかわからないし、組合と病院で話をして貰うのが1番手っ取り早くて間違いのナイように思えるな。

一旦電話を切り、とりあえず上司に報告。
「私は対象外らしいので、判子要らねぇだろ」と。
上司は年上だけれど未婚で当然も子供もいないので、この手の制度やら申請やらは全然と言っていいほど知らない。
それでも、私が調べたりしてきたことを元に、きちんと説明を聞いて理解を示してくれたり、手続きを進めてくれたりするので、まぁ文句はナイ。
寧ろ、面倒掛けて申し訳ナイね! つくづく、前例のナイことをやる私だ。

さて、そんな話をしている時、さほど時間も掛からぬうちに、病院からの折り返し連絡が入った。
結果、「産科医療保障制度加入機関」の押印はやはり必要なかった、とのことだった。
うちの人事担当が勘違いしたか、組合の担当者が間違えたのかはわからないけど、どちらにせよ流産した週数が考慮されていなかったのかもしれないな。
出産育児一時金申請書には、週数が明記されているはずだけどね!

ん?
とすると、「産科医療補償制度」に加入している病院での分娩だけれど、その制度を利用するための費用(3万円)を支払っていないし、週数的に制度対象外ということだから、支給額は42万円ではなく39万円になるのか?
差額とぴったりだから、きっとその分の上乗せということなのだろう。
通常出産の人と負担額が同じってことで、多分間違いナイだろうな。
ま、どうでもイイけど!
正規の金額で支給してくれれば!

結局皆、こんな事例には慣れていないということなのだろう。
何事もなく、元気いっぱいに生まれてくれていたら、もっと手続きはスムーズだったのだと思う。
ちょっとしたイレギュラー対応だから、多少手間取ったり戸惑ったりは、仕方のナイことだ。

誰も、こんな事例に慣れるようなことがなければイイ、と思ったひとコマでした。



若干げんなりした気分で日記が終わりそうなので、サキタのお迎えに行った時に保育園で貰ったお土産を載せてみたり。
今日はクリスマス会だったらしいよ!

アンパンマンはアンパンではなくクリームパンで(なんのこっちゃ)、ツリーを思わせるコロネはチョコではなくイチゴジャムが詰められていました。
サキタにはクリームパンを食べさせてみたけど、やっぱり美味しそうに食べるねぇ♪
りんごジュースも大好きだ。

コロネは私がいただいたよ。
歯茎が痺れるほど甘かった。orz



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