Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

キッチンの科学。

2016-05-09 23:27:27 | Weblog
突然ですが、私は鶏むね肉が好き。
もも肉も好きだけど、ヘルシーなイメージとあのパサつく食感が好きで、しかも安いと来たらもう積極的に使いたい。
だけどハルトくんは、むね肉は好きではナイのですよねー。
食事の支度をするのは私なので、鶏むね肉が使われていたとしても文句は言いませんが、残念そうにはなるよね。
そこは毎回むね肉ばかり続かないよう、もも肉も使うし、他の肉も当然使うから、見逃してくれ。
(サキヒナは、どちらでも特に文句は言いません)

一応、むね肉のパサつく感じを軽減させようと、柔らかくする工夫はあれこれ試しています。
前日から味噌マヨ漬けにしておいたり、フープロに掛けてナゲットにしてみたり。
今回は、GWにテレビを付けたらたまたまやっていた、ガッテンの技を試してみることに。
(深夜枠の再放送だったかと)

その放送が始まった時、「何? むね肉を柔らかくする方法? よし、見てから寝よう」と思って見始めたのですが、気が付いたらソファで眠りこけていてね! (オイ)
最後まで見れなかったので、とりあえずネットで調べてみたところ、今回は舞茸を使ったらしい。ふむ。
そういえば前に何かテレビで、「茶碗蒸しに舞茸を入れたら卵液が固まらないから入れちゃダメ」というのを見たことあったけど、たんぱく質を分解する作用があるんだったっけ…?
なるほどね、その作用を逆に生かして、柔らかくするわけか!

これは期待できるぞ~♪ とうきうき試してみました。
例によってレシピは見ても分量は守らないので、適当にやっちまいましたが。(オイ)
ついでに同じHPで、筋肉繊維を分断する(=柔らかくする)切り方も紹介していたのでやったつもりでしたが、勘違いして逆に筋肉繊維に沿って切っちゃってましたね。ダメじゃん。

手順としては、以下のような感じ。

1.舞茸1パックをフープロに掛けて細かく切る。
2.タッパーに水大匙1、砂糖小匙1、塩小匙1/4くらいになるようにミルでガリガリ。全部混ぜる。
3.むね肉2枚を適当に切って、2に満遍なくまぶす。そのまま漬け込む。1時間半くらい。
4.タッパーから出して小麦粉をまぶして焼いて行くが、2つくらい焼いたところで面倒くさくなって、小麦粉の工程はカット。ただ焼く。
5.タッパーに残った舞茸のその後はどうすんだと悩み、肉を焼いたフライパンに全部出す。(焼いた肉は更に取っておく)
6.酒、味醂、醤油、にんにく(チューブ)、生姜(チューブ)を適当に足して煮詰める。
7.肉だけっつーのも寂しいので、しめじを半パック入れて炒めてみる。
8.しめじに火が通ったら肉を再投入して、たれを絡める。
9.皿に盛ってできあがり♪

絵ヅラは美しくない茶色の料理になりましたが、これが一晩味噌マヨ漬けにしたのと同じくらいには柔らかくなっており、舞茸のソース的なものも肉によく絡んで美味しい♪
サキヒナは喜んで食べていましたし、ハルトくんにもなかなか好評でございました。
これなら一晩漬け込む必要もナイし、ナゲットにするほどパワーも要らんし、思いついた時にパッと作れるのがイイ。
単純に舞茸も美味しかった! と思う!
味が濃くなったので、お弁当のおかずにも良さそうです。

たんぱく質を分解する酵素とか、やっぱり料理は科学なんだなぁ。