Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

5月24日

2011-05-24 23:44:27 | Weblog
ひらがな、カタカナ、数字、アルファベット。
自分がいったいいつ頃からこれらを覚え始めたのかはよく覚えていないが、2年保育の幼稚園でひらがなをえんぴつでなぞって書く練習(授業?)があったような気がするから、4,5歳だったかな?
勿論家でも絵本などを見ながらちょいちょい覚えたりはしていたかもしれないけど。

ひらがな学習玩具で、調子よく問題に答えたりしているサキタ。
しかしボタンのところにはひらがなの他、ヒントになる絵が書かれている。「あ」のところにはあひるの絵とか。
そして当然だが、50音順に並んでおり、いつも同じ場所にボタンがあるわけで。
なので、ある程度ボタンの位置や絵を元に、文字を判別しているのだろうと思っていたのだけど。

保育園からの帰宅時、ポストに放り込まれていたDM(リーフレットみたいだったけど)を見て、サキタは漢字を飛ばして「お、の、こ、と」と読み上げていた。
…コイツ、ひらがなわかってる…! (゜д゜;
けれどそれではやはり何のことだか分らなかったようで、私にDMを差し出した。
「ママ、これ何て書いてある?」
「えーと、……『お葬式のこと』、かな…」
何かと思ったら、葬儀屋のDMだった。orz
よりによってそんなもん読まなくても。(T▽T)

そして、サキタの最近のお気に入り、トーマスカード。
トーマスキャラと共に、アルファベット・数字・色などがイラストと英語で書いてある。
これを数字の順に並べたり、アルファベットの順に並べたり、キャラクター毎に並べたりと、毎日のように遊んでいる。
(音声の出るABC絵本の付属カードなのだけど、絵本よりもカードの方が遊びの幅が広がり易いようだね)
さすがにアルファベットはまだまだ最初の方しか覚えておらず、「ママと一緒にやるの~!」と持ってくるので、サポートは必須だ。
「次は何?」
「D!」
「Dはどれかな?」
「これ!」
「そうだねぇ、Dは犬の絵だね。犬はDogだよ、言ってごらん?」
「どっぐ! じゃあ次ー!」
などと遊ぶわけさ。
L・M・N辺りがなかなか覚えられナイね! あとなぜだかFが言えナイ。

さて、今日もこのカードで遊んでいたのだけど、私がちょいと部屋を出て戻ってくると、カードのケース(紙製の適当な箱)をぐしゃぐしゃにして、端の方を千切っていたサキタ。
「サキ何やってんの!? あ~あ、こんなんなっちゃって… カード仕舞うところが無くなっちゃうでしょ、どうするのコレー!」
「ぼく、コレ要らないんだよ~。捨てちゃうの」
「はあ!? じゃあカードどうするのよ、これも捨てちゃうの? ケースを捨てるなら、カードも捨てちゃうよ」
「イイよ。捨ててイイんだよ」
わけがわからないけれど、あれだけ毎日のように遊んでいて、ついさっきまでも楽しそうに遊んでいたカードを捨てるというのは何事か。
このサラリとした会話の中に、「本気で捨てる気などナイくせに捨てると言っている口先だけの生意気さ」があって、ちょっぴりカチンと来た私。
何度も「本当に捨てちゃうよ。片付けなくてイイの? (潰して千切ったケースを)キレイにしなくてイイの? ママ、本当に捨てちゃうんだよ。遊べなくなるんだよ」としつこく確認したものの、サキタは捨てるの一点張り。
「そうかい、なら捨てますよママは」
がさがさと並べられていたカードをかき集め始めると、サキタは慌てて「どうするの? まだ遊ぶのー!!」と喚きだす。
しかし、「遊ぶ」という割には「捨ててイイ」、と…。(´д`;
とにかく「サキタが捨てると言ったのだから、ママはその通りにするよ!」とカードとケース、ケースの破片を引っ掴み、すぐそばのゴミ箱には入れず、寝室のゴミ箱に捨てに行くフリをして、素早くドレッサーの引き出しの中に仕舞いこんだ。
私だって、さすがに捨てる気はナイからね… サキタにちょっと反省して貰わなきゃな、とね…。

ケースはともかく、カードを取り上げられたサキタはギャン泣き。
お風呂の時間だったので、「遊ぶのー!!」と泣き喚いているのをお風呂に誘導し、落ち着いたところでまずは仲直り。(コレをやらないと、ママが怒っていることにばかり意識が向いて、肝心の話ができない)
そして、改めてじっくり話をした。

「サキタがケースを捨てると言った。ケースを捨てたらカードを仕舞うところがなくなるから、カードも捨てることになるよとママは話した。それでもサキタは捨てると言ったのだから、その通りにママはケースとカードを捨てた。捨てた物はゴミになるから、もう遊べナイ。ゴミになったら、もう戻って来ない。
ママはサキタがカードで遊ぶのが好きだと思っていたから、カードを大事にしてくれなくて悲しかった。カードを仕舞っておくケースも、こないだサキタが壊したのをママが一生懸命直したところだったから、あんな風にぐしゃってされて、ママは悲しかった。でもサキタが捨てると言ったのだから、ママは捨てた。悲しいけど、もう遊べナイ。
ママは、サキタが玩具を大事に出来なくって悲しかった。サキタがもうコレでは遊ばないなって思うのなら捨てるのも仕方ナイし、壊れて直せなくなってしまった玩具も捨てることがあるけど、まだ遊びたい玩具を簡単に捨てるなんて言わないで欲しい。捨てたらもう遊べなくなっちゃうんだよ。
カードもケースも、もう捨ててしまった。だから、もう戻って来ない。もう遊べナイよ、わかったね?」

これを、静かに何度も繰り返し、説明した。
仲直りの態勢(要するにハグだが)のまま、頷きながら聞いていたサキタは、「玩具を大事に出来なくて、ゴメンなさい」「カード(で遊ぶの)は、我慢する」と言った。
サキタなりに、自分が言ったことやったことの結果なのだと、納得したようだった。

ちゃんと反省したように見えたので、お風呂上がりに返してやったのだけどね!(甘い?)
「サキタはちゃんと今度は大事にできると思うから、特別にゴミ箱から返して貰ったよ。本当は、ゴミ箱に行ったらゴミになるから、戻って来れナイんだからね! ちゃんとゴメンなさいができたから、今回だけ特別だからね。ちゃんと、カードとケースにゴメンなさいをしなさい」
こうしてサキタは、カードに「大事にできなくてゴメンね」と、ケースに「壊しちゃってゴメンね」を言って、無事にお気に入りの玩具を取り戻すことができたのだった。
なんつーかな、この物の溢れる時代に、玩具を大切にする気持ちを教えるのって難しいのかしら。(現に玩具は溢れ返っている)
2歳児特有の矛盾した物言いと我儘だっただけかもしれないけど、それでも自分の言ったことややったことが、どんな結果に繋がるかは理解して欲しいから、今回はちょっと煩く言った。
だけど、それも無理な相談だったかね? (´-`;


そして、「大事にできないなら捨てるよ!!」とした場合、その後の対応はどうすべきなのかしらね?
(割とポピュラーな叱り方だと思うのだけどどうよ)

1.本当に捨てる。
2.捨てる振りはするが、すぐ返す。
3.捨てる振りをしておいて隠し、後で返す。
4.捨てる振りをしておいて隠し、諦めるようなら本当に捨てる。
5.捨てる振りをするまでもなく、「大事にしろって言ってんだろう!!」とその場で更に怒る。
6.それ以外

世のママさん達、ご意見をお聞かせくださると嬉しいです。