Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

5月16日

2011-05-16 23:40:02 | Weblog
サキタはペラペラとよく喋りますが、生意気を言ったり、可愛いことを言ったり、摩訶不思議に面白可笑しいことを言ったり。
この時期の子どもの言うことは、本当に面白い。興味深い、という意味合いでね。

例えば。

保育園から歩いて帰宅中。
足元が気になるのか、真下を向いて歩くサキタを一喝。
「サキタ! 下を向いて歩いていると危ないよ、前を見て! 下を向いていても、イイことなんかナイよ!」
すぐに前を向くものの、また下を向いてしまうので、何回か注意を繰り返した。
(道路に書いてある文字や、転がっている小石をアレコレ見たかった様子)
やがて、私の顔を見上げて言う。
「ママ、ちょっと下を向いて歩いて?」
「何? 何かあったの?」(下を向く)
「ママ! 前を向いて歩きなさい!(≧▽≦)」
オイ。(´ω`;
注意されてばかりだから、自分も同じように誰か(この場合ママしかおらんがな)に注意してみたくなったのだと思われる。


更に。

保育園から帰宅し、玄関で靴を脱ぎながら何の脈絡もナシに突然言う。
「ハムちゃんのお家、行ったね」(=さくらさんのお宅に遊びに行ったことを言っている)
「へ? …あぁ、行ったね。ハムちゃんと遊んだね、何したっけ?」
「お鍋でじゅーじゅーって、したね」
「(やっぱ鍋か!)そうだね、したね。ハムちゃん、可愛かった?」
「ハムちゃん、可愛かったの~」
楽しい記憶として残っているなら、そりゃ何より♪
しかしいきなりだったから、最初ママは何を言っているのかわからなかったよ!


お風呂で。

「僕、ママの背中洗ってあげるの!」
「お? アリガトウ~♪ じゃあ、お願いしようかな」
「うん、イイよ。(背中を洗うのは)大人には難しいから、子どもの人にやって貰うとイイんだね
しばらく前から、一緒に入ったパパやママの背中を洗ってくれるようになったサキタ。
勿論上手に洗えるわけでもなく、泡だてた浴用タオルを持って背中にポンポンと泡を付けたり、擦るにしても力は弱く洗ったことにはならないくらいだけど、「背中を洗ってあげる!」というその気持ちが嬉し可愛いじゃナイか♪
大人のやることと子どものやることをわきまえているサキタだけど、やってみたかったり真似してみたくなったりすることは勿論、ある。
サキタの体を洗ってやる時、お腹など前面は「自分でやる!」に応えて幾らかやらせてみることはあっても(勿論「ちゃんと洗えたかな~?」と洗い直すよ)、背中に関しては「背中は難しいから、大人の人に洗って貰うんだよ」とか何とか言ってやらせなかったのだと思う。
私もそうだし、ハルトくんもそうだろう。
そしてそれを、サキタなりにアレンジしたのが上記の台詞だったのだろうね。
「子どもの人」って表現が、ありそうでナイよなと感心したのだった。
「大人の人」とは言うこともあるけど、考えてみたらコレも可笑しな言葉に思える。


そして寝る前。

「目覚まし時計が怖い」
「えと… 何で?(´д`;」
「お化けが鳴らしに来るでしょ? 目覚まし時計が鳴ったら、僕怖いの…」
我が家では、目覚まし時計は使っておらず、ただ時刻を確かめるためだけにチラ見する程度。(起きる時は、携帯のアラーム)
それが数日前、何かの拍子にスイッチが入ったらしく、たまたまサキタがお風呂から上がる頃寝室で鳴りだしたのだ。
それがメロディだったため、ハルトくんも私も目覚まし時計だと気付かず、「サキタの玩具に、こんな音楽が鳴る物ってあったっけ???」とすぐに止めることができなかった。
目覚まし時計を悪戯するとしたらサキタしかおらず、設定時刻も半端な時刻にしたのもスイッチを入れたのもおそらくサキタだろうとは思うけれど、サキタ本人はどう触ると目覚まし時計が鳴るかなんて理解していたわけではナイ。
しかもそれが、その時ではなく忘れた頃に鳴りだすことになるだなんて、わかっちゃいなかったに決まっている。
そのため、「誰も触っていないのに、目覚まし時計が鳴りだした」
→「パパもママも、知らなかった」
→「お化けが来て目覚ましを鳴らしたのかもしれない」
→「目覚ましを鳴らしたのは、きっとお化け」
→「お化けは、悪い子をお化けの世界に連れて行ってしまう」(親が吹き込んだ)
→「お化けが来たら、僕も連れて行かれてしまうのかも」(イイコなら連れて行かれない設定)
→「目覚まし時計は、お化けが来た合図」
→「目覚まし時計が怖い」
と。
サキタがこの通りビビリでいてくれると、寝かし付けがとても楽なのだけど。
いったいいつまで、この子供騙しが効いてくれるだろうね?


ヒナタはお兄ちゃんが大好きなようで、サキタが「赤ちゃ~ん♪ 可愛いねぇ~♪」と覆い被さるように抱きついて頬をすりすりすると、きゃっきゃと声を上げて笑う。(マジで。びっくりだ)
ヒナタが大きくなって喋れるようになって来た時、サキタとどんな会話を繰り広げてくれるのか。
仲良し兄弟の会話は、相乗効果できっと面白いことになるのだろう♪ と、今から期待しているのだけどどうよ。