紋やのつぶやき

職人?たる上絵師のグチリ・知られざる失敗談・紋のウンチクを気の赴くまま語ろうと思いますが、どうなりますやら?

「家紋額」直し

2006年11月18日 17時43分28秒 | 
先月初めに見本紋の「五瓜に古木梅」の家紋額の注文から、見本の違いから紋の作り直しの事を書きましたが(こちら参照)、おおじい様の紋付が見つかり、見本として入りました。かなり古い黒紋付でしたが、紋はシッカリしていました。こういう見本があると紋屋として助かります。
               ↓
       

で、再び紋の原稿を描き、型を作って金潜紙に刷込んで『家紋色紙』を作りました。
前に作った紋と比べて『古木梅』の枝の張り方、花の形が違っていました。
 ⇒ 

今日刷込んでばかりで、未だ納品してませんけど、これで一件落着となるでしょう。

                   『家紋額』はこちら

今日「功名が辻」のリピートを見ましたが、やっぱりうまく撮れませんでした(涙)
一豊の陣羽織の「一文字」がかろうじて窺える程度でした。もう少しシッカリした「一文字」だったけど・・・・・・・・
       

<物価情報>今日セルフスタンドで入れたレギュラーガソリン 122円/L

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2 コメント

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良かったですね (つらつら)
2006-11-19 22:06:54
似たようでも違うものですね。
初めから持って来てくださればひと悶着起きないで
済んだのにね。
でも古いおじいさまのものがよく残っているものです。
何でも大事にしないといけませんね。
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そう・・・ (たーぼー)
2006-11-20 17:10:41
チョットした柄の張り具合、花の数の違いで、又別の紋になり、その都度型を作らなくてはなりません。

今は古くって要らない物はすぐ捨てる風潮がありますが、その人の価値観もありますが、残せるものは大切に仕舞っておいて欲しいものです。
因みに私は、とりあえず何でも取っておく性格で、裏の仕事部屋はいろいろと・・・・・・・(笑)
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