紋やのつぶやき

職人?たる上絵師のグチリ・知られざる失敗談・紋のウンチクを気の赴くまま語ろうと思いますが、どうなりますやら?

道三祭(1)

2007年01月28日 17時10分19秒 | 

これは『能管』という笛です。特殊な笛で、能のみ?(よく聞いて来ます)に使われるそうで、今回は岐阜の春祭り『岐阜祭ー道三祭』の山車のお囃子に使われるものです。
この地区の氏神様ー伊奈波神社にも三本しかなく、その一本を私が、祭りが終わるまで預かる事になりました。と言うよりその羽目になりました。(一つの山車のお囃子の笛担当のでメンバーが7人、後は笛の先生から借り受ける事になっています)

今年はうちの町内が属する地区が、山車『安宅車』の当番になり(12?年の周期で回ってきます)、町内自治会長から「メンバーが足りなく、簡単だから引き受けてくれないか」という要請に、初心者だから適当に誤魔化してやればいいか~と、気軽にというか軽率にも引き受けてしまいました。

昨晩が最初の集まりで、予定表を見てビックリ。三月中旬までの全ての土日の7時から九時までビッシリ予定が組まれています。仕事が少なくなって暇とは云え、二,三月は一番忙しい時期、ましてや土日の夜の時間を取られると、「風林火山」も見れなく、息つく暇もありません。
安易に引きうけてしまって、マイッタなーと後悔しきり。

更に追い討ちをかける様に、『音』が出ない・・・・・・・・・・・・・・
始めから簡単に音が出るとは思いませんでしたが、唇のつけ方、角度、息の出し方、、、で全然音が出ないんです。あまり吹き続けると、酸欠からか頭のテッペンがツーンとなってしまいます。
7人のメンバーのうち、経験者が5人いる事に、ホッとしてますが、これからが思いやられます。

これから少し練習をして、7時からの集まりに臨む所です。
マイッタ~マイッタ~