紋やのつぶやき

職人?たる上絵師のグチリ・知られざる失敗談・紋のウンチクを気の赴くまま語ろうと思いますが、どうなりますやら?

地球温暖化とイルミネーション

2007年01月09日 19時58分53秒 | つぶやき


上の写真は、家から車で10分位にある公園のイルミネーションです。
去年の暮れ、孫が来たのでチョット遊びに行きました。孫のあーちゃんは『キラキラ』と言って喜んでいました。かわいいものです。
ここ最近、家々にもこの小型のイルミネーションを飾っている所がしばしば見られます。又、ここから南方50キロ位にある遊園地には、この公園のイルミネーションの100倍はあるかと思われる大大イルミネーションを飾って人を呼び集めています。
人もそれを喜んで見に行きます。

これらに使われる電力は、全国的にみてどのくらいのものでしょうか?
10万都市の電力を賄えるくらいでしょうか(アテズッポ-ですが)

あの『オイルショック』を覚えている方はまだ多いと思いますが、今の遊園地、行政、そして各個人は皆、その事をすっかり過去の事として忘れてしまっているらしい。のど元過ぎれば・・・・・・・・・・という安易な思考。

あのオイルショックの時は、銀座を始め町々のネオンが全て消え、真っ暗な夜の世界が広がっていた。
あの時の教訓はどこへ置いてきたのだろうか。
あの時、石油が入らなくなって、トイレットペーパーなど全ての日常品が値上がって(呉服も商品が無くなると言ってドンドン売れた)、パニック状態になった事を、誰が思い起こしてるのだろう。

現在は、地球温暖化防止の為に、色々な人が節電、リサイクルを呼びかけているのに、世の中、掛け声はよろしいが、実態はこのイルミネーションに見られる様に、電力の垂れ放題ー元は化石燃料の使い放題ー二酸化炭素の垂れ流し。

誰がこのような事をストップしてくれるのでしょうか?
安部総理の『美しい日本』はこの様な日本を目指してるのでしょうか?