こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

春雷

2013-03-15 05:30:00 | 我が家
一昨日の夜、久しぶりに雷の音を聞きました。天気予報で、今年になって「ところに

よって雷も」というフレーズを聞いてはいたけど、意識したようなことはなかった。

雨も降りだしてからのゴロゴロという音は 夏や秋の稲光と爆音のようなものを引き連

れず、ただ静かにゴロゴロと聞こえていました。怖がりなこげはその時には もう居間

で横になって眠っていたので、こげにも怖さを感じない雷だったのかもしれません。

虚子編≪新歳時記≫には 春雷 雷は夏に多いものであるが、それがまだ春のうちに

鳴るのをいふ。柔らかな春にはためくのも趣がある。そして餘りいくつも続けて鳴らず

一つ二つで止んだりするのも春雷らしい。春の雷(らい)。とあります。この日の雷は

一つ二つではすまなかったけど、たしかにどこか柔らかいような感じに聞こえました。

春雷・・・昔の歌にあったのを思い出しあれはさて・・・ふきのとうというフォーク・

デュオだったか・・・検索したらばぴったしだったが、歌自体を覚えていない。

 久々に歳時記をめくると、あぁこんな季語があったのか、とかそこに書かれた意味も

言葉もなんてきれいな言葉なんだろうと感心する・・=普段の言葉づかいがなんてラン

ボーな・・と。そうだな、学生時代聴きいった歌の歌詞を思い出すと、なんとも

おとなしい歌詞の多かったことか。メロディーも、歌う歌手も雰囲気をもった人達だっ

たんだ。しかし、そのほとんどがいまやもうテレビのどこにも姿を見せない。テレビに

出ずにヒットを出した歌手たちは、いまさら懐かしの名曲と呼ばれても、出演はしない

ひどく懐かしがって、私の≪懐メロ≫としてこっちの記憶も危うくなってしまい、二度

と正調として歌えなくなっていっている・・・ニューミュージックと言われた時代が

とても懐かしい。


  
                 シダ

シダの芽ぶきをみつけた。一瞬、この穂先に「ワラビか?」と思ってしまったけど、

これは穂先も軸も非常に硬いので ゼンマイでもなくこのままシダになるもののようで

でも、この黄緑色はとても春の色だね。

  

  

 うしろの茶色い軸は昨年のシダの軸、若々しい色から成長後の茶色は人間の老いて

いく姿と同じだと今さらながらにため息モードになってしまう・・・

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