こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

作った

2020-06-12 05:30:00 | いろいろ
翌日、叔父は冬場に古座川町内でゆずの収穫で使う高枝切りばさみを持参した。

昼食後の休憩時間に ビワを取り始めたので私も補助として助太刀。

やはり、叔父は男性で背が高いし ハサミを逆にしてせっかく切った枝を落として

しまうようなドジはしない。はさんでは私の手元に差し出し、私はそれを受け取り

用意したコンテナに入れていく。そのときは ビワの葉も付いたまま切り取るので

実際はどれくらい実があるのかわからない。わからないけど ビワの木からどん

どんビワが取り去られていくのを見ていると 昨日の慈悲心なんて消え去り

「サルが来たら『無いやん!』やな」

「そりゃ サルも「この間残して帰ったのになんなよぅ。強欲な人間やな」と思う」

と叔父も言う。「それでもみすみすサルに取られていくのを見るのも腹立つで」と

言ったら叔父が 「うちの嫁さんも 最初はサルくらい・・って言ってたけど、畑で

明日取ろうと思っていたカボチャを サルが抱えて逃げているのを見てから、

そりゃサルの声が聞こえたら ガンガン叩きながら飛び出して行くようになったで」

以来サルは叔母さんの姿を見ても警戒するようになってきたそうだ。収穫寸前の

野菜は、日ごろの丹精も纏っているからね


ビワのコンポート。皮をむいたらすぐに水につけていかないと茶色く変色するので

忙しい。なぜかというと 種とその周りの白い薄皮も取らねばならず 薄皮は

小さめのスプーンで外していくと検索したらどれにも書いている。でも 小さいビワ

だと半分に切って種を出していたら 四分の一にちぎれていく。

数年前に作った時も 実が小さくなっていった記憶があるので 今回は同じことに

ならないよう頑張ったつもりだ。翌朝 さっそく朝食にヨーグルトに乗せてみた。

この日のヨーグルトは 〈十勝ヨーグルト〉というもので ふだんはダノンヨーグル

ト・バニラ風味がお気に入り。酸っぱいのはいやだ・・・

   
おもいっきり ぼけてしまった・・・こうしてみると 黄桃となんら変わらないな。

でも 甘すぎないのでよろしい。食感はビワなのだが 風味というのが感じられな

い、水につけすぎたか 煮詰めすぎたのか・・・まぁ今年はこうだろう

仏壇に供えたビワを入院中のおばあちゃんに持っていくことにした。が 外から

食べ物を持ち込んでいいのか?と思ったけど(時が時だから) まぁそれがリンゴだ

と、ミカンだと思えばいいやろ。供えたビワの数が少ないし三個袋に入れて持って

いくことにした。相部屋だったTさんは 三日ほどで娘さんの住む宝塚に転院する

からとおばあちゃんが言っていたし、今週から部屋が変わると言っていた。

詰め所できくと 案内されたのが 義母がひざを手術したあと入った部屋だ。

移る前の部屋も同じだった・・・部屋数ないのか?と思った四人部屋でほかに患者が

いないからか、おばあちゃんは窓際のベッドにいた、誰かと向かい合って喋って

いたので 新しい患者さんかと思ったら 転院したはずのTさん。一瞬 「やば、

ビワ三個しかないよ」・・・この日の午後から転院するそうだ。おばあちゃんに

叔父さんがビワを根こそぎ取っていってくれたこと、先にとって仏壇に供えて

そのうちの三個を持ってきた・・と渡すと おばあちゃんはそのうちの大きいのを

二個Tさんに渡していた・・・そ、そんな 酸っぱいかもしれないし・・・何も手を加え

てないから味の保証はできないのに・・・年寄りは 無謀だ!!


10日に見舞うと 「あのビワ 甘かった!あんなに甘いのは初めてやった」と

おばあちゃんが喜んでいた。そうか、少し日をおくと甘さが出るのかもしれないな。

コンポートは甘くはなってこないが・・・そういや、ビワを取りながら叔父が言ってい

た。今年は ビワが豊作だとか・・・。それでかぁ 今年のうちのビワが あんなに

きれいで大きくおいしかったのは・・・ならば、よけいに サルやカラスの野郎たちに

盗まれることにならずによかったわ。それにしても 叔父はあれだけのビワ、一人で

抱え込んで食べているのか?個数にしたら 200個はあった・・・
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