こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

懐かしくて・・・

2016-04-15 05:30:00 | いろいろ
もう一ヶ月も前の話題ですが・・・ ある日の新聞広告に載った週刊誌の広告に「きゃッ!」と声を上げました。


            サンデー毎日 3・6号増大号と3・13増大号

?なんで増大なん?だいたい増大って続けないような気がするけど、あ~それは特大号とかか・・・ま、本題は

そこではなくて、≪奇跡の1970年代 僕らには「ポプコン」があった≫と≪第2弾 僕らには「ポプコン」が

あった!≫です。「ポプコン」・・・私がこの言葉を知ったのが たぶん中三か高校生になったころだったと思う。

私はすこぶる勉強が嫌いで、好きな科目はやるけどつまづいた教科は 相性が悪いとして頭を下げて引き下がらせて

もらっていました。でも 一応高校受験もあるし、一応勉強しなくちゃならない。学校から総まとめ教材のような

≪整理と研究≫みたいなものをやらされてはいたけど、国語と社会科は ちゃんとやって、数学・理科はわかった

ところ、英語はほぼ適当に解答欄を埋めていた。それをやらなくちゃならないけど、夜机に向かっていたら眠くて

しかたないので、当時流行っていた深夜放送をラジオで聞く癖がついてしまった。勉強をやる気のない私に、

ラジオは面白い。でも 家の立地条件が悪くて 全国放送の生番組はリアルで聴けず、全国放送の録音番組は

電波の加減で聞こえたり、音が消えたりしながらも、関西の系列局から聞くことができたのだ。一度 電波を

捉えてクリアに聞こえたら、ラジオは動かさずびちっと定位置に据えてはいても なぜか翌日はザーザー音で

聞こえないことが多かった。そんなとき 聞き始めたのが「コッキーポップ」というヤマハ・ポピュラーソング

コンテストというコンテストで注目された歌謡曲とは違うジャンルの 健康的フォーク・退廃的フォークでも

ない 片田舎の女子には衝撃的な音楽番組だったのです。きれいに入ってこない電波にイライラしながらも

必死で聴き、時には睡魔に引きずり込まれてしまい、もう翌日はショックだった日も。誰かとこの話題を

共にしたいと話してみてわかったのは、どうも同級生はちゃんと受験勉強や試験勉強、ちゃんと睡眠している

らしい・・・ということだった。それ以後、私はラジオの話題はしなくて自己満足に浸っていたのです。

ポプコン・・・この言葉はたぶん私の聞く音楽に影響を与えた言葉なのだ。いまをときめく歌い手のなかにも

ポプコン出身者が多いのは周知の事実で 中島みゆき・渡辺真知子や八神純子もそうだし、ポプコンの前身

「69作曲コンクール」にはオフコースやデビュー前の天地真理が参加し、「70作曲コンクール」

と、題されていたけど1972年から「ポピュラーコンテスト」と改称されて 井上陽水や上田正樹、子門真人

(およげたいやきくん・・だよね)、河島英五も参加していたそうだ。この第4回以後からは抒情フォーク

ニューミュージックの時代がやってきたのよね。第5回にNSP(ニューサデスティックピンク)が入賞。

本誌にも書かれているようにNSPのボーカル天野さんは歌はそううまくなかった。私は デビューしてからの

歌しか知らないけど、その時でも高校の文化祭で歌っている感じの人たちだなと思った。でも 自作自演で

仲間とテープを送って入賞したくらいだから、きっとその時代から 普通に歌が上手い歌手さんより、

自分の生活や気持ちに近い、そんな歌手や歌詞をみんなほしかったんだと思う。当時の番組のパーソナリティ

大石吾郎さんは「聴く側が身勝手に「いいね!」と思う、そんな曲こそが素晴らしいのだと教えてくれた」と

語っています。。たぶん第6回の小坂明子「あなた」が入賞し、世界歌謡祭でグランプリを獲ってから

「コッキーポップ」「ポプコン」が巷に知られるようになった。のちにピンクレディーなった二人も

「クッキー」という名前で東海地区決勝まで出ていたらしい

私が寝ぼけた頭で聴いた「さよならの言葉」という歌は第13回のグランプリ曲だったそうだが、この人は

デビューしなかったそうだ。だから 聴いたのがのちに八神純子が歌ったものかもしれないけど、いまだに

私のトラウマ曲になっている。ここ二十年くらい聴いたことはないのだけどとてもとても落ち込む歌(笑)

そして コッキーポップなのかわからないのが「ウィリー・ウィル」という小さな妖精のようなモノの歌。

とてもかわいらしく、サビの「ウィリーウィル いたずらチビ 深い森の奥の小さいなんとかに今も住んでいる~」と

歌う所がとても印象に残っている。だんだん番組が有名になって 世良公則&ツイスト「あんたのバラード」、

翌年は佐野元春や長渕も入賞しているし円広志「夢想花」、その翌年チャゲアスの「ひとり咲き」翌年が

クリスタルキング「大都会」。以後雅夢や伊藤敏博、アラジン、あみん、TOM☆CATなど排出したわけ。

後半はヒット曲になるかパッとしないで終わるか、商業ベースに引き込まれていくことになって番組は

幕を閉じた・・・最大の歌手が中島みゆき「時代」だといえますが 私はポプコンエイジだったのだと

知り、懐かしい登場人物にうんうんとうなずいた時間でした。あ~やっぱり 一ヶ月も溜めずに

さっさと記事にすりゃよかったなぁ・・・





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5 コメント

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コッキーポップ (間諜X72)
2016-04-16 05:00:54
>のちにピンクレディーなった二人も「クッキー」という名前で東海地区決勝まで出ていたらしい

え~っそうだったんですか
二人ともまだ現役で時々再結成

>普通に歌が上手い歌手さんより、自分の生活や気持ちに近い、そんな歌手や歌詞をみんなほしかったんだと思う。

そのあたりが、いかにも1970年代後半っぽい感覚ですそしてニューミュージックが流行していきます

>円広志「夢想花」

空前の大ヒット
彼のアルバム「INNOCENT」今でも持っています。「夢想花」以外にも中々良い曲が多いです

>熊本の大地震、やはり怖いですね。

昨日の朝、新聞記事を見て知りました本当に驚きました
返信する
雨です ()
2016-04-17 07:00:16
熊本地方、および九州地方の雨が気になりますね。災害規模の大きさと被害状況、余震の頻度の高さ・・・どれをとっても「もうこれ以上はやめて!」と、神様がいるなら訴えたいです。

返信する
祈りたいです。 (間諜X72)
2016-04-17 10:08:38
>「もうこれ以上はやめて!」と、神様がいるなら訴えたいです。

やめて欲しいです。
被災地の方達の為にも早い復旧を・・・

閑話休題。
先ほどビッグコミックスピリッツの「黄昏流星群」を読みました。
和歌山県串本町が出て来ました。
弘兼憲史先生は現地に行って写真を撮ってから、串本町の風景を描いたのでしょうか?
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そうなんですか? ()
2016-04-17 12:49:16
ビッグスピリッツの弘兼憲史先生のマンガですか?知りませんでした。現地取材に来たなんて話も 数年前ならわかりません。弘兼さんはいまでも現役で描かれているのですか?昔から名前は聞いたけど、読んだことないんです(笑)

地震が北に向かって動いているようで、気持ちが悪いですね。
返信する
すみません! (間諜X72)
2016-04-17 20:24:26
>ビッグスピリッツの弘兼憲史先生のマンガ

間違えました。ビッグコミックオリジナル最新号です。第8号(4月20日号)です。
今ならまだ間に合います。僕も今日読みました。
串本町の港あたりです。
凹さんが、よくご存知の場所でしょうか
気になります・・・

>地震が北に向かって動いているようで、気持ちが悪いですね。

意外な地方に来るかも知れません・・・
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