自分では 思いもしないところで小さな喜びが出現することも・・あるようです
先週 お嫁ちゃんのご実家にお歳暮のミカンをと思い 串本から離れた白浜町富
田にあるVショップという 地元のミカンを大袋で販売しているスーパーまで
行ったのです。店頭には大袋に入ったミカンや贈答用の箱に入ったミカンが所せま
しと置かれ まさによりどりみどり。お歳暮で送りたい旨、話すと「今年は甘みが少
ないんですが」と申し訳なさそうにお店の方が言います。しかし、以前ここで自宅用
に買ったミカンは味が濃厚なものが多かったので、そう外れはないだろうと、
10キロ入りの箱を注文しました。そして当然自宅用にも大袋入りを購入。レジで
支払うと 5000円以上で一回福引できますと言われ、とことんクジには見放されて
いる私。ハズレた者に与えられるものは 「これっていらないよ」と思うような試供品
のようなものだったり、「これは お子ちゃまが食べる駄菓子やん」と思わず憤慨し
たくなるような知らないキャラクターのついた袋菓子・・・。レジ横にある四角い箱か
ら一枚の三角くじを引きだした。小さくたたまれたくじを 広げてみると真ん中に
小さく何やら書かれている。「おいおい、手書きかよ」と思ったのだがそれは「ろ」の
字に見えたけどどうやら「3」らしい。レジの人に「こういうのですけど」と見せたら
「え?これは3ですよね」って私に確認するのもおかしいけど「3みたいですね」と
答えたら「ちょっと待っててくださいよ。三等ですよそれは」とレジをほっぽりだし
お店の中のカウンターに飛んでいきました。「え?三等当たったの?まじか?」
三等何やろ?物品でミカンってことはないやろなぁ・・・スーパーやし・・・
レジの人が「はい、これです」と茶封筒を差し出してきました。なんだ 商品券か。
まぁ当たらないと思ってたのに当たってしまったんだから、受け取りを拒否すること
もないやろし、内心ヤッターと思ったのだ。しかし、家についてから茶封筒をみたら
「え~・・・白浜町の商品券やん、500円の」串本町では使えない・・・まぁ消費期限は
ないから、つぎにここに寄ったときにでも使うしかない。めったに、というかミカンの
時期に寄るくらいなんだけど。次はおばあちゃんの甘夏のころか・・・
先日 郵便ポストにまたも茶封筒・・この間の封筒より大きめだ。私宛にきたものだ
けど、差出人を見て「えー、なんでよ」と声が出ました。相手は 毎月応募している
パズル雑誌。今月号の当選者欄には私の名前はなく ただただ毎月全問正解者名
で名前を見つけるために応募し、あわよくば 付随している(いや問題を解いて賞
品を当てるのが本筋だと思う)賞品がもらえたらいいな・・・と、それも選べるギフトブ
ックとか松阪牛とか、絶対現金!とか・・・。趣味の一環で何かもらえたら儲けもんや。
全問正解というのは45問中の雑誌社が指定した問題のうち20か25問を正解すると
県別に名前を掲載してくれるのだ。私の名前を見た!と連絡してくる人はまだいない
が、2、3か月前は切手を20枚当てた。これだけでも毎月応募の切手代が浮く。
今月号には全問正解者に名前はあったけど 肝心の賞品ゲットとはならなかった。
封を切ったら紙切れと祝儀袋が出てきた。そして細長い紙の箱。ペンが入っている

祝儀袋?なんでやねん・・・透かして見てもわからないので紙切れを読んでみた。
「年末ジャンボ宝くじ」当選です・・とあり、一緒にもらえるまたボールペンかよ。
とボールペンの箱を開けたら 「きゃー!シャーペンだよシャーペン!!」
このパズル誌は 一年間応募マークを集めて送ると雑誌名の入ったボールペンを
応募者全員にくれる。おまけに賞品に当たっても おまけとしてボールペンを付けて
くれる。そのため私は 年間で1本、賞品で1本、で色違いのボディのボールペンを
持っている。だけどパズルを解くのはボールペンではなく シャープペンシル。
シャープペンシルが欲しい、それも消しゴム付きの・・・と応募する用紙にずっと
書き続けていた。念願かなってシャーペンが届いた。でも、いつの問題?よくよく
紙切れを読むと問題は12月号と書かれている。応募した雑誌の1月号か2月号で

確認してください…と書かれている。今、発売されているのは1月号で そこには
11月号の全問正解者の名前が載っていて 12月号の当選者は載っていなかった。
この祝儀袋の中には 年末ジャンボ宝くじのくじが二枚入っているのだ。
おばあちゃんに(おばあちゃんも同じパズルを解いていて、私の答えを参考書にし
ているため、私は年間購読契約をし店頭発売日より少し早めに郵送してくるのを
暇を作っては一気に解く。読者欄を読むと 年配の人のコメントが多い。みんな
ボケ防止に手を使って文字を書くということに夢中だ(私もそうだが)。主婦は
字を書くことはそうないので、かなり適当な字を書いていることが多くなってきてい
る。)宝くじが当たったことをいうと「別のものに(車の事故とか)当たらんといいけ
ど」と心配してくれる。
そうか、先日の商品券といい今度の宝くじといい 金運が近寄ってきてるのか?
商品券が当たったとおとうさんに言ったら「そりゃ宝くじを買うといいんと違う?」
と言われたけど、「そんなことで大金(私の中ではすでに宝くじ=高額当選金に
なっている)当たるはずがない」と笑ったのだが、今回の思いがけない当選には
食指が動く(笑)。とどめには地方紙の占いで17日 運気良好チャンスつかみ吉
18日強力ではないが安定した日 と書かれていた。それを見たときに「これは
やはり年末ジャンボを買うべきってことか?」と思った。思ったけど根が小心者の私は
ぐずぐずと思い悩んでいたら、その占いを見たおばあちゃんまで「凹はいまツイてる
時期かもしれん」と言い出した。そこで踏ん切りをつけて宝くじを買いに走ればよか
ったのかもしれないが、やはり「どうせ当たらん」と買わずにいる。もう運気は消えて
いるんだろうが、買うにしたってバラで買うのか連番で買うのか 思い悩む。
買っても10枚なんだけど・・・(笑)
祝儀袋は 大みそかの番号発表まで開けずにおこう。余談だけど、私の運気が
いいと書かれた地方紙が なぜか夕方にも配達されていた。朝刊と一緒に配達
されるのに、なぜもう一回同じ新聞が配達されてきたのか・・・どこかと間違われて
いるのかもしれないが、放置している。