ここはおじいちゃんたちが、わけわからん人々に貸している一枚のたんぼ。写真は7月
3日。いまは稲も大きく育っています。途中で肥料として米ぬか(らしきもの)を
撒いたので、風が吹くと米ぬかがたんぼの片隅に吹き寄せられ夏の太陽にさらされて
悪臭を放っていました。毎日散歩で傍の道を通る私は息をつめて通ったくらいです。
さて、おばあちゃんが何をしているかというと苗が植わったたんぼから流れ出てくる水の
落とし口を石と土で詰めているところ。ここを詰めておかないと下のこげのグランドに
たんぼの水がダダ漏れになっているから。漏れたらグランドがいつまでも水がたまって
草を刈れなくなるのです。この苗を植えたたんぼはわけわからん人々が今年から作り始め
たたんぼで、私は下のたんぼに水を落とさないようにと言ったし、おばあちゃんも言った
水田は成長に合わせて水をたんぼに沿った溝から流し入れます。何枚もたんぼがあると
順に高いたんぼから低いたんぼへ落として溜めていきます。我が家が作っていたときは
何枚かあるたんぼは自分の物だったので水の管理は自分たちでやっていたんだけど、
この人々は入れ口を開けたまま、水が来たら勝手に自分の田に入るようにしているので
シモの田で水を入れたくて、水門から連れてきた水が途中で盗られてしまうかっこうに
なって、なかなかシモの田まで水が来なくなってしまいます。その説明をしてもわけわか
らん人々は順番を守らないみたいよ。このたんぼはグランドに落とさなくても、別に川に
落とす口があるんだけど、そこを詰めてこっちの穴を開けていたので注意したんだけど
それでもきっちり詰めないから、石と土で詰めてしまいました。もともと畔塗りをしない
ため、雨が降ったりすると畔を超えてきます。たんぼの手入れも見周りもしないくせに
畔に豆とか植えたいなんて、誰もやってない(戦時中とかやっていたらしいけど)シカを
寄せるようなことを昨年計画していた。
メッシュの手前がこげのグランド、日曜日に草を焼いたけどこのあたりは水が流れ出たの
かぬかるんでいました。わけわからん人々は春の段階で うちのたんぼ全体をぐるりと
網を張りたいと言っていました。私がこげのグランドに入れなくなるということと、
休耕田全部をわけわからん人々の仲間を連れてきて作ると言いだすことに危機感を抱いて
防いだんだけど、あ~言えばこ~言うみたいな ・・・がんばろう!私・・・