こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

清掃!

2009-08-13 06:06:09 | 我が家
一昨日、お寺の清掃に出かけました。早朝です・・。ふだんも地区内のなかの地区

に月一くらいで清掃が回ってくるのかもしれない。今まで参加したことないからさ

・・・というのも、『忠霊塔』の清掃だから家に戦死者のある人が清掃をしにいく

のだ。今回は私の地区がちょうどお盆の月に当ったわけで、いつもはおばあちゃん

が行っていたんだけど、実家の方に回っておきたい初盆の家があるので私に行って

来るように指令が下ったのだ。我が家の戦死者はおじいちゃんのお兄さん、私の

おじさんだ。掃除に参加する人の中には戦死者がだんなさんだったり、兄弟だった

りでこの『忠霊塔』を建立したときは それぞれ地区内に清掃に参加する家族も

多かったそうだが、いまはだんなさんを祀っている人でも90歳を超え、兄弟で

80歳超えがほとんど。父親を亡くした人とか、私なんかいっちばん年が下だ。

揃った人数は7人。お寺の境内全部をするわけではないからそう重労働でもないけ

どね。

 カメラを持っていかなかったので様子がわからないけど、塔に『忠霊塔』としか

書かれていないのでシンプルだった。前日は台風の雨で地面も湿っていて草を引く

には楽勝だし、心配して腰に吊り下げた蚊取り線香もそれなりに効果があったのか

やぶ蚊攻撃もなく、きっちり一時間清掃にまい進しました。ただ雨の後だから槙の

落ち葉がコンクリートに引っ付いて掃きにくい。忠霊塔に被さるように桜が植えら

れ、春のころにはさぞきれいだろうと言ったら、老人会が忠霊塔の前で花見をする

という。故人をしのび花見かぁ・・・。清掃も終わりになって塔の後ろの山に接し

たところの雑草を引きにかかったら、どうもカレー臭が(加齢臭ではないよ)。

 中学生の時、校舎が山を背に建っていてトイレも渡り廊下を渡って山の下に行く

場所だったのでそのすのこ状の渡り板のあたりで、同じような臭いを嗅いだ。

教師からも先輩からもそれはハビ(マムシ)の臭いだと教えられた。昔はよくその

すのこ板のあたりにハビがいたそうだ。たしかに、冬には嗅いだことがなかったか

ら・・・誰も噛まれずによかったわぁ。

「ハビの臭いがする?」と側にいたおばさんに聞くと「噛まれたらあかんからやめ

とこか」となった。雨上がりやし暑い日には涼しいところで涼むっていうし。

 全身汗を流してちょっと爽快感・・・自転車を漕いで帰りました。私のおじさん

気がついてくれたかしらん・・・
コメント (2)
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