タチツボスミレ
一雨ごとに暖かくなるという言葉通り、このところ暖かい日が。この間までは落ち
葉が山になっていた吹き溜まりに、きょうはタチツボスミレの花をみつけました。
まわりの茶色の枯れ葉とは対照的な、真緑なスミレの葉。近くにもいくつかの株
が、そしてそれぞれ花を咲かせています。今年は一、二月は暖冬だという話だった
のもこの花を見るとうなずけます。茎はシャープペンの芯ほどしかないのに 花は
重たくないのか?これから石垣の間やら 山肌にも咲きだして賑やかになってくる
んだろうな。
撮影しやすい場所にあるウメの古木。咲き出したと思ったら一気でした!青空に
ウメの白い花がとてもきれいで、木の下から見上げるとワクワクします。この木は
近くの家のものだと思うけど、普段は無人です。前はおばあさんが一人で住み、他
所に住む娘さん夫婦が月に一度くらい来ていましたが、今はおばあさんもどこかに
入院かされたようで、時たま娘さんたちが家に風を入れたり、畑の見回りなんかも
しています。そのためか、家の周りをネットで蔽い、サルやイノシシを防いでいる
のですが、この冬初めてどこからともなく聞こえる風鈴のチリリン、チリリンとい
うかすかな音色にビビリました。真冬に風鈴・・・どこで聞こえるのかと見回すと
家の裏山に沿って張ったネットに風鈴がぶら下がっています。これもサルオドシ?
季節は合わないけど、ミョーに過疎地の実態が表れていて、これからこの地区が
ますますこの家と同じような状況になっていくのだと痛感したのです。
今年はみなべ梅林に行きたいと思っていたのだけど、この計画はどうなることや
ら・・・・。
咲いてはいるけど、あまりウメの実は毎年見かけません。