まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

アイボとルンバ

2019-04-25 10:29:46 | 日記


さて質問です。

このふたつの共通点は
なんでしょうか?

答えは

「どちらも、阿佐ヶ谷ペンギンカフェの床をかけめぐります。」

。。。え?


いきつけでしたっけ?

実はまだ行ったことありません。
でもマスターの二羽さんには
二回お会いしたことがあります。
ほかならぬ珈琲文明さんで。

二回目は昨晩。
カフェラボさん主催の
カフェ開業講座に
ゲストスピーカーとして
いらっしゃいました。

赤澤さんの愛弟子である彼は
「ちょっと喋りに来てよ」
という師匠の投げかけ(ノーギャラ)に
大変なボリュームと内容の
資料を人数分カラーコピーして
持ってきてくれました。

その資料は、師匠に負けじと
生々しい金額やら
きっちり積み上げられた企画やら
これだけでもうひとつ
講座が出来そうなクオリティ。

あ、これが、伝播なんだ
とおもいました。

赤澤さんからあらんかぎりを
もらったように
二羽さんも後進へあらんかぎりを
与えようということです。

かっこいい。ふたりとも。

二羽さんのお話の
カフェを開こうと思った経緯

ラジオ番組製作から
一転、寿司屋見習いを
はじめて数年

あ。俺、ペンギンカフェがやりたかったんだ。

と気づいたんですって。
ペンギンカフェオーケストラが
いつも流れてる居心地よいカフェ。

寿司屋をやめて
リフレッシュのために
放浪の旅に出ます。
帰ってきてまずは
珈琲文明の師匠に挨拶。


その現場に居合わせたのが
一回目なのです。

およそカフェに来るには
似つかわしくない
でっかいバックパックを背負い
日焼けか泥かわかんないけど
真っ黒い顔をした背の高い男性。
それがカウンターのわたしの
みっつ椅子を飛ばした向こうに
座ったんですから
マスターとのやりとりを
つい聞いちゃったのは
許されるよね(かな?)

物件決まって、内覧がいついつで
資金もなんとかあてがついて、
と元気に喋る二羽さんに
どこ?あ、そうなんだ、
もう契約したの?
それはなによりだねえ
と応じる赤澤さん。

とりわけはっきり聞こえたのは

僕は珈琲文明二号店をつくりたい

というものでした。

自分の夢や目標について
こんなに身近に
こんなに鮮やかなビジョンがあって
それを作ったひとに強力な
バックアップがもらえて

このひとはとても
しあわせなひとだなぁ

キラキラして見える彼を
ながめ(泥とかはどうした)

こちらまでなにやら
嬉しくなってしまったのでした。

そんな二羽さん
最近ずうっと欲しかった
aiboを手に入れたそう。

奥さんには渋い顔を
されたそうですが
(だって初期経費40万がところの
ロボットですってよ)
お店に置いていると
お客様のなかにも
可愛がってくれる方がいて

そしてこのお利口さんは
よく遊んでくれるお客様の顔を
認証するそうで
顔馴染みが来ると
きゅいーん、と寄っていくんだって。

そうこうしてるうちに
aibo愛好家が集まるようになり
日曜の開店一時間前を使い
「サンデーアイボカフェ」を
開いて楽しんでいるそう。

なんだ、ちゃんと
運営にプラスにしてるでは
ありませんか。

ペンギンカフェ、行ってみたい。

一緒に行きましょうよ、と
カフェラボ主催で
今日はカフェスタッフっぽい
格好をしてる松本先生に言ったら

どこだっけ?阿佐ヶ谷?
近いね

と。

近い?
ってなんだっけ
とおもったら

こないだ、
一緒に行きましょうよ、と
ライトにお誘いしたのが
西宮にある某スペースで

西宮かー、一時間半くらい?
あれっ、宇都宮じゃなかった
西宮って関西?
遠っっ

ってことがあったので
まずは距離を確認することに
したんですってさ。

二羽さん、貴重なおやすみの日に
貴重なお話をありがとうございました。
こんど私の師匠とお店行きますね。
近いし。