バラを折る

うちの所属してる事務所の
南北統一が成されてほぼ1年

いろんな資材の行き来が出来て
メリットも多数増えた中

南部で八年間、見て見ぬふりをしてきた
ある問題がとうとう解決された

それは
某バイトちゃんの解雇

これに伴い、その子がやってた仕事を
残るスタッフが引き継ぐことに

以降、そのスタッフさんから聞いた話

「契約成立したらボードに折り紙のバラを
つけることになったでしょ、うちも」

そう、これは北部で一昨年からやってる取り組み
そのまんま南部へ持ち込んだのだった

「でね、そのバラを折るのが
ものすごい大変だったらしいんですよ」

うちでは工作が得意なバイトちゃんが
なんでもあっという間に作るから
バラもなんなら成形して納品するよと
前から言ってたのに

「私の仕事だから、、、とか言って
頼まないんですよ。
それで、作り方を動画検索とかして
ものすごい時間かかってて」

今回、引き継ぎ資料の中に
その動画のサイトが入ってたらしい

翌日すぐ、ボスに相談して
うちの工作員に頼んだら

数十分のうちに２色を各２０個ずつ作って
綺麗に包装して送ってくれた

ありがとう！さすがー！と
感謝しながら

一体これまでこの手の不毛な時間を
どんだけあいつは喰ってきたんだろう
どんだけそれを周りが野放しに
してきたんだろう

と思った
うちのボスが介入してなかったら
この先何年も同じことを繰り返していただろう

新規採用が決まるまでは
しばらく南部も大変になるかもしれないけど

おかげさまでうちは人材豊富だし
いつでもアシストいくから

決して
そちらの事務所のすぐそばにある
めっちゃめちゃうまいソフトクリーム屋さんが
目当てじゃないからね！

懐柔・怪獣・ぽけ・・・

いいですよ、そちらが見ないんでしたら。
こっちが目を大きく開いて歩きますからね。
でも、できることなら、
車の運転中はご遠慮願いたく。
避けようにも、反射神経が間に合わないのでね。

同僚さんに現物見せてもらって驚いた。
様々なポイントの風景写真が鮮やかに。
これ、みんな、任天堂の人か誰かが
撮影して歩いたのか？
神奈川県内に２０００か所あるんだって。
すげぃよ。。

登録するには年齢制限があるらしい。
ちっちゃい子は遊べない。
のではない。
ちっちゃい子は、親が登録して
親のスマホで、親の監視のもと
遊んでるんだって。

制限するのは危険だから
だと思うんだけど。
子供をそんな目に遭わせて
いいのかなあ。
ずっとそばで守るからいいのか。
ちゃんと守ってよね。
夢中になって飛び出してきた子供と
接触事故起こすだなんて
シャレにならないからね。

このゲーム絡みで聞いた
一番面白い話は

同僚さんの旦那様が
深夜まで公園で捕獲したりして
ほんの少しの間遊んではみたものの
やっぱつまんねー、なんでかなあと思ったら
「あ、俺、ポケモン世代じゃなかった」
と言う事実に気づいた

っていうヤツ。

お疲れ様でしたん。

無くなったトマト、代わりの煮梅

同僚ちゃんの可愛い息子
はーちんはめでたく二年生に進級しました。

理科の授業、今年はミニトマトを育成。
毎日せっせとお世話して
ぎっしり実ったトマトたち。

さあ、収穫！

・・・しない。

ママが「早く採らないとダメになるよ」
となんども勧告したのですが
収穫にはあまり興味が持てなかったようです。

ちょっと珍しいタイプね。
私なんか、収穫だけでいいのに。むしろ。

しびれを切らしたママはある朝
はーちんのトマトを全部もぎ取って
会社に持って行ってお昼にみんなに振る舞ってしまいました。
綺麗に無くなってからやっと
はーちんがこれに気づいたら
怒るかもしれないということに
思い至りました。

後でムスメに話したら
「え！勝手にもいだの？！そんなの激怒する案件だよ！」
だって。恐ろしや。あなたのトマトには手を出しませんよ。
トマトなんか持ってないけどね。

ちょうどその日、会社でウキウキと
出張かき氷屋さんをやってた私。
甘く煮た梅の実が６個くらい残ってます。
シロップと一緒に同僚さんへ。
はーちんのトマトとトレードね。

結果、はーちんは大喜びで
梅の実とシロップをコップに入れ
炭酸水を満たして
焼酎をかっくらう親父さながら
梅を箸でワシャワシャしながら
飲みまくり、瞬殺だったと。
「なにこれ？すごい美味しいんですけど！
どこで買えるの？！」
って言ってくれたそうで
こちらもニンマリ。

そしてトマトが無くなっていることにさえ
気づかなかったんだと。

来年はうんんとたくさん作るから
またワシャワシャしてね、はーちん。