まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

風が強く吹いている 

2016-03-17 21:57:03 | 読書
三浦しをんさんの描写する男ってどうしてこんなにどうしようもなくて
どうしてこんなにかっこわるくてどうしてこんなにかっこいいんだろう。

テレビで先に映画見ちゃったから
どうしても走(かける)はケントくんのビジュアルを
頭に浮かべて読んじゃったけれど
他のキャストは綺麗に忘れてて
いっそ助かったようなものだった。
あ、ムサはソフトバンクのお兄ちゃんだったかな。
違ったかな。あいつも足速いんだよね。
褒めるんなら芸名くらい覚えてあげたらいいのに自分。

なんで走るのか?

こういう疑問って早急に解かねばならないってものじゃなくて
一生かけて懸命に考えて考え抜いてもしかしたら
しんじゃうときまでわからないものなのかもしれない。
そう、アンパンマンとおんなじ。
何が君の幸せ?何をして喜ぶ?
解答することが目的ではなくて考えることが目的。

ハイジがついた嘘、走を寮に連れていったのは
ただその走りに魅了されたから、という理由。
本当は追っかけていった時に正体を見抜いてたのに。
走はその嘘のおかげで心安らかになれたし
それが嘘だったと聞かされた時に
そりゃ当然ざわざわとはしたけれど
そのくらいのことで壊れるような
ヤワな信頼関係じゃなくなってた。
言わなきゃいいのに、バラすハイジが
わたしは好きだな。狡い。可愛い。
自分を曲げたくない気持ちを通そうとするんだもの。

ワルモノとして登場する榊もいたいけで可愛い。
意地悪する確固たる理由が彼にはある。
でもアスリートである以上、善悪はスピードで決まる。
勝てば善い人。残酷な世界。


日本人の多くがなぜ一年のはじめに
ただ走ってる若者を延々映すテレビに夢中になるのか
解ったような気がする。
命題を見つけられなくても
彼らを見続けてる間はそれを一緒に追いかけることが
できるからなんだね。
向かい風が強ければ強いほど熱くなれるのかもしれないな。


ところで、本のなかに
「本番のルートの試走は禁止されてる」って
あったのだけれど本当?
走ったこともない道を走るなんて恐ろしくないのかな。
それとも、走ったことのない道だから燃えるのかな。
そうじゃなくて、先輩が走ってきた道だから走れるのかな。
というか、先輩が勝ち取ってくれた出場権だったりすると
いい加減に走ったりしたらワカッテルんだろうな?!
なんて威圧されて必死になるのかな。


なんとなく来年のお正月、駅伝見てる気がする。

教室撮影 リピーター様

2016-03-17 17:12:16 | 日記


春らしく
眩しい陽射しのなか
N区までやってきました。

M先生
去年二月以来
二度目のご要望です。
なんでもお教室を
母屋から
同じ敷地に建つ
別棟へ移したそうです。
わくわく(*・∀・*)

ぴかぴかの和室に
惜しげもなく
高机と椅子を設置
一番前はちびちゃん用に
座卓とおざぶとん

こちらの生徒さんは
大変お行儀よく
写真もウェルカムなので
助かります。

レンズ向けた方向に
そぉーっと集まるという
控えめながらアピール度満載。

先生もちゃんとカメラ意識して
にこっとしてくれます。
しかも瞬間フリーズで。
これが出来るのは
しろーとじゃないですよ。
集合写真もばっちり。
おすましな「わぁー♪」
いただきました。

そんなわけで
楽しくお仕事してきました。


今日はちょっと都合で
チャリで来られず残念。
でもはじめて乗るバスって
楽しい。日記も書けるし。


さてさて

事務所の仕事
ぶん投げてきちゃったしなぁ
戻ろうかなぁ
明日がんばればいいかなぁ
とりあえず
横浜駅でエスプレッソ飲みたい