まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

晴れの日

2015-05-20 20:29:46 | 日記


コードバンになった気分だって。
クリームで毛穴をきれいにパテして
鏡のように磨きあげる、あの感じ。
生まれて初めて化粧をされたムスメ。
ほっぺに木漏れ日が反射して
目をやられるかと思うほどだったよ。

化粧に一時間、髪結いに30分、
着付けに一時間。
えらい騒ぎ。
ひもだの帯だので、ぎゅーぎゅーしながら
「いじめてるんじゃ、ないからね」
って、美容師のねーさん、おもしろい。

レストランのきれいな庭に着くと
すぐさま、川名マッキー氏登場。

今回のイベントおもいついてすぐ
なにしたかって
彼の予定をおさえたこと。

一時間にわたり、娘やわたしたちの
ポートレイトを撮り続けてくれた。



そこの花に顔をちかづけて、
かわいいなーってかんじね
とか

あの木の先をみて、
みてるとなんだかにこにこしちゃうんだ
とか



汗いっぱいのマッキー氏。
楽しそうな娘。
見守り好き勝手いう家族。

着飾るとか、写真撮られるとか
本来避けたい種類のもので
数週間前、下見に行った美容室で
最後の親孝行なんで、と
美容室オーナー氏に
言い放った娘。

私はなんか間違ったことしたのかなと
思ったのだが
そうだ、最後に思う存分やったる、
そしたらなんの未練もない
私は私の一部かのように思ってきた娘を
放つことができる
と、開き直ったんだった。

そのわりには
衿つけがしんどいだの
準備不足で最後までばったばただの
仕事忙しくてやばいだの
文句たらたらだった私。

でもそういうのぜんぶ
ほんとにぜんぶ
吹き飛ばしてくれた。
うちの師匠やっぱりすごいよ。



楽しかった、ありがとう
って
帰りにはそう云ってた娘。

君も将来、おんなじ大騒ぎをして
おんなじ感情のアゲサゲをして
おんなじように感動したらよいよ。

そしてマッキー氏の予約は
くれぐれも
早めにね。

わがままにつきあってくれた
みなさんに感謝を。