雲のむこうはいつも青空

まったりもったり~自閉症息子のいる暮らし@ちびくまママ

授業参観

2008年01月23日 | 楽しい学校生活
今日は息子の学校の授業参観。
これまでは特別支援学級での個別指導や少人数指導の様子を
見せていただくだけだったのですが、
今回は中学に入学して初めて、交流級で授業を受けているところを
見られるというので、楽しみにしていました。

前回の説明会のときよりも精神的には落ち着いてきていますが
一応教訓を生かして、最少量の安定剤を飲み、準備もばっちり。

校舎の3階にある交流級の教室を覗くと、まだ休み時間で
保護者としては私が一番乗りでした。息子はまだ障級の教室に
いるのか、姿が見えません。

まもなく、チャイムが鳴って授業が始まりました。
教科は英語。日本人の先生2人とネイティブの先生1人との
3人が指導にあたります。
挨拶をしているところへ、やっと息子が到着。
ところが、教室に入るなり、持っていたノートやプリントを
バラバラと落としてしまいました。
それを周りの女の子たちが拾って手渡してくれます。
やっとのことで自席について、いよいよ本番。

まずはネイティブの先生の質問にどんどん答えていく、
インタビューテストから始まります。
息子は自席におとなしく座っていますが、大あくびをしたり、
教科書の全然関係ないページを見ていたり(^^ゞ
でも、ネイティブの先生の言うことはほとんど理解しているようで
ニコニコして聞いていました。

次は英語のクイズとビンゴを組み合わせたゲーム。
息子はいまいちルールがわかっていない様子で、
きょとんとしていましたが、日本人の先生や近くの席の
女の子が、しょっちゅう息子の手元を覗き込んでは
やり方を教えてくれていました。

最後は新出単語の発音練習と意味の確認、
これは息子にとっては一番自信のある分野なのでしょう、
(単語力だけなら中学レベルはカバーしていますから)
表情が一段と明るくなり、しっかり口を動かして
発音練習をしています。
"cold"の意味もあてられて「冷たい、または、寒い」と
答えていました。

30人ほどのクラスに先生3人の充実した体制で、
テンポもよく、生徒たちも盛り上がった楽しい授業でした。

小学校時代は交流級で授業を受けるときは必ずマンツーマンで
介助の先生が付いていたのに、中学では介助なしになっているので
どう過ごしているのかな~、なんて心配したこともあったのですが

教科担任の先生やまわりの生徒さんたちに助けてもらいながら
彼なりに授業に溶け込んでいる様子にほっとするやら嬉しいやら。

「僕は授業参観がんばりました!」と胸を張って宣言する
息子と一緒に、一段と軽い気持ちで家路についたのでした。

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