今日、雑誌「俳句」の12月号が届いた。これに、投句した俳句が佳作として掲載されていた。
すべて佳作であるが今までに7回掲載されたことになる。
角川出版社の月刊誌「俳句」を購読して6年程になるが、俳句初心者としては結構ためになる本だった。そして、4年前から平成俳壇に投句することにした。掲載されることは期待しないで毎月3句ずつ投句している。
日常の生活を誌的に捉えて表現できればと思い自分への課題のつもりだった。
それが4年間で7句掲載された。勉強の甲斐があったと嬉しくはあるが‥‥。
以下その7句である。
知らぬふりしてすれ違うサングラス
眼球を彷徨ふ翳り半夏生
新薬の治験入院木の芽風
病床に座して沈思の妻朧
抱かるるも抱くも笑顔や千歳飴
着膨れて遠くなりたる足の爪
袷着て杖に傾く立ち話