最近、BS放送で日本各地の鉄道の絶景巡りが放送される。
今日もそれを見ていて、義母との会話と妻との旅行のことを思いだした。
生前はよく義母の処にいっては茶飲み話しをしていた。
一緒にテレビを観ている時に、義母の旅行した所が映ると、「ここに行ったことがある」とよく言っていた。義母にとっては思い出の場所であり懐かしく思いだすのだろう。楽しい思い出の場所なのだ。
今日のテレビ放送は鉄路からみえる阿蘇山と中岳山頂などの紹介だった。
阿蘇山は6年程前妻と旅行した所である。今日映っていた中岳の遊歩道は二人で歩いた。そこから見える噴火口も紹介されていて懐かしかった。
が、今、その彼女は居ない。
以前に行った所を懐かしく思いだすが、それに加えて切なく悲しい想いも強くなる。
それがあの時の義母と今の自分の違いだと思う。
早く義母の境地になりたい。