歌才自然の家のシェフのぼやき

北海道の料理人がお届けするブログです

イクライス?

2005-09-23 21:51:26 | イベント
宿泊者メニューのイクライスです!
鮭もバタバタ溯上?遡上?して、朱太川河口には、
サーモンフィッシャーが早朝から勝負しているようです!
町を流れる朱太川では、産まれた場所で
生き果てた鮭をモクズガニが食べていました!
食物連鎖にも一役かっているのですね。
さてと、ここ近年レストランにてイクラ丼として限定販売していましたが!
今年は少し、小さめの器にて提供しようかと?
『どんぶり』じゃ大きいのでリーフ皿で、
タイトルもイクライス!
鮭フレークや白子のグラタンなどをプラスして
セットメニューで試作中です!
モチロン、従業員のマカナイにも登場していますので
そろそろ、お泊りメニューでお目見えいたします。
乞うご期待!
それにしても、鮭のサイズ&イクラの粒サイズが
小さくなってきているような気がしているのは
僕だけでしょうか?
あっつ『殿様バッタ』にも今日、東山で遭遇しましたよ!
こちらも、小さかったよな?


イカ墨パンと黒米ぬかパン

2005-09-23 00:34:03 | イベント
イカ墨パウダーを使ってイカ墨パンを作りました。
生地はイギリスパンで、皮は『パリッ』と中身は『シッカリ』のパンです。
冷めてから食した方が味わい深いかも知れませんね!
この日はサンプルとして、黒米ぬかパンも仕込みました。
突然、レストランが込み合い、計量途中で、制作中断!
峠を越え、制作再開
手にまとわり着く生地に『美味しくな~れパンチ!』
そのうちに言う事聞かない子供が、落ち着いた様にシッカリと
一つに纏まって来るのです。
一次発酵で『ぷっくら』二次発酵で成型『プックラ』
200℃のオーブンで10分間焼きます。
焦げても判らないのが、このパンの利点かも?
さて、試食
イカ墨パンにはチョコレートをコーティング。
黒米ぬかパンには小豆の水飴煮をトッピング!
いざ!ほうばって見たら~
あらら!味が無いのです
慌てて、仕込んだせいか?塩!海のしっぽ!自然塩を入れるのを
忘れていました。
これが天と地の食味になるのです!
小麦1kgに対して海のしっぽを20gいれます。
この基準が、嗜好の平均かと思いますが、
味の素っ気が無いんです。
トマトに塩!スイカに塩!枝豆に塩!素麺に塩!うどんに塩!味噌に塩!ゆで卵に塩!
牛乳に塩!ホントに甘く感じます。旨みに変わるのです!
海水の濃度は35%平均だそうです。
自分の血はどのくらいかな?
それにしてもこの度は塩の有無で食味が天と地の差が出ることを痛感いたしました!
身近な人の存在も忙しくなると、忘れがちになりますが!
改めて大切にしないとイケナイナと気が付きました!
食生活に必要な、自然塩!感謝!身近で制作してくれている事にも再感謝!
改めて大切に使いたいと思いました!
『海のしっぽ』ありがとう!
黒いパン2品、これからの限定メニューになりそうです!
是非、お試しを!