ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

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法隆寺展

2008-07-10 18:17:40 | ぶらり・・・旅
もー続きを書くのは面倒だなぁ・・・とも思ったんですが。
仕事がちょっとひと段落ついたもんで、ちゃちゃっと書いちまおぅかと(笑)

さて、東大寺さんを後にしたオイラ。
鹿さんにあげるものを家から持っていってたので、ブラブラとあげながら次の目的地奈良国立博物館へ向かう。

今年のオイラは、数年ぶりに美術展に行っております。行きだすとけっこう行くもんですね。


法隆寺展での一番の目的は、なんつっても四天王様。
日頃よく見る勇猛果敢な四天王様ではなく、淡々とした面持ちにすっくと立たれた静な四天王様なのである。踏みつけられている邪鬼もなんか淡々としてるし。
お顔だけ見ていると見分けが付かないってのも面白い。(いや。よく見る四天王様の見分けもつかないけれどね^^;)
説明文に太鼓腹とか書かれていたのも笑える。
今まで見た変わった四天王様で一二を争いますね。(もう一つ変わってるなって思っているのは、當麻寺の四天王様。こちらはガンダーラなお顔の四天王様なのです)
展示の仕方は薬師寺展の時のように、四天王を360度から見ることができる展示方法。(ついでにお堂の中を模して柱なんかも作られている部分もあった。)
最近流行の展示方法なのかもしれないなぁ。でもこれ、日頃見ることのできない角度から見れるもんで、じっくりいろんな表情を堪能できます。

そして数年ぶりに見る玉虫厨子と天寿国繍張。聖徳太子展が大阪であった時にあーママと見に行って以来。
厨子の側面に描かれた、自分の身を飢えた虎に捧げる釈迦の図もゆっくり見ることができた。この絵、大学のときに授業で習ったので記憶にあるんだよね。
一つの画面に崖の上に立つ釈迦・飛び降りる釈迦・虎に食べられる釈迦の3つの場面を描く事で、時間の流れを表している・・・とかなんとか(笑)

法隆寺展は、出展数が少なくすぐに見終わってしまった。期待が大きかっただけに、ちょっと物足りない感があるかも。
よくよく考えると、法隆寺の宝物のほとんどは東京国立博物館の法隆寺館(名前間違ってるかも^^;)に収納されているわけだから、そんなに沢山あるはずがない(笑)
東京で見て、今回の展示を見て法隆寺の宝物満腹って感じ(爆)


同じチケットで常設展も見られるので、本館へと移動。
東大寺さんでもブラブラ歩きまくってたので、かなり足が疲れたちゃんでした。

ので、本館はざざーーーっと流す程度に見ることに。
新館と本館を地下で繋いでいるところにミュージアムショップと喫茶がある。
喫茶店の中華料理が美味しそうだったけれど、今回は激貧なのも手伝ってスルー致しました。次回チャンスがあれば食べるなり(決意)。

本館は展示の仕方もオーソドックス。
いろいろある中で、個人的によかったなぁって思ったのが、お地蔵様ゾーン。すんごくお耽美なお地蔵様がいたんだけれど。絶対オイラの好きなお顔なんだけど・・・その隣にいらっしゃった彩色がかなり剥落したお地蔵様のがお気に入りだった。ピンと来るのと好みの顔とは違うってコトですね。
本館はこれでもか!ってくらいの出展数なので全部見るのも一苦労^^;途中の椅子で寝ているおじちゃんもチラホラ(笑)
人もそんなに多くないので、ゆるゆると見られるのもいい♪
そんなこんなで、博物館を後に。


この日の予定はこれにて終了!
早い時間だったので行こうと思えば寄ることが出来た興福寺。
いつもなら大好きな阿修羅に会いに行くところなんだけど。。。今回は前を通るのみでやめておいた。
なぜなら・・・疲れてたのでね(笑)集中してみることができないから~。
代わりに、興福寺前の発掘終了箇所に新しくできていた基礎部分(?)の上から写真を撮ってみた。

何年前かな~?興福寺の遺跡は、母と一緒に特別公開に申し込んで見に来たコトがあったんだけど、その遺跡の一部がすでに調査終了したって事だよね。半分以上はまだ調査中だったけれど。
こうやって調査が終われば元の形に近い状態に復元にして・・・奈良公園が整備されていくんだなぁってちょっと時間の流れを感じてしまった。

西日になりつつある奈良公園を、ぽっちらぽっちら近鉄奈良駅へと向かう。
途中で南円堂をパシャリ。


後は平宗の柿の葉寿司を買って、青丹よしのわらび餅を買って帰ろう!って思っていたのに、まさかのわらび餅売り切れ!!
がーん。
仕方がないので駅地下でたまうさを購入して帰ったのでした。

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