まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.2111 チョイ奈良、6月編(2)

2024-07-17 07:15:21 | チョイ走
よろしくお願いします。



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[この花何て名前・・・のコーナー]
【1】ワルナスビ   【2】ワラビ   【3】アカメガシワ   【4】ネムノキ
【5】ハンゲショウ   【6】ルドベキア   【7】ホタルブクロ

チョイ奈良6月編2本目は毎度お馴染みの生駒から京田辺へ抜けるコース、この日はまだ梅雨入りの発表はないものの空は雲が広がり蒸し暑さも半端ない、それでも家にはいたくないので出た次第です。富雄川沿いに進んで生駒市高山地区へ、集落を抜けると上り坂、ここはもう毎度上り慣れているとは言ってもやっぱりキツい、自分のペースを保ってゆっくりと上って行きます。京田辺市打田地区からは一気の下りで普賢寺小学校横の集荷場前へとたどり着く、ここで自販機を買ってちょっと休憩、一気の上りと一気の下りで足はフラフラです。その後は普賢寺川沿いに進んで普賢寺へ、これももう毎度お馴染みのルートです、境内は静かで池には睡蓮がポカ~ンと浮かんでいる、梅雨はまだ来てないのに夏はもうすぐそこまで来ている、何か変な季節の巡り合わせになってますねえ。
















高台を下ってきてJR、近鉄の駅が隣り合う三山木駅へ、ここは町が開けていて賑やか、近くに同志社大学ができて発展した所です。テーマはチョイ奈良なのでここからは奈良に向けて走ることに、と言うことでいつもの自転車道へと入ります、この道も定番中のド定番ですが相変わらず飛ばす自転車が多いんだよなあ~、もっとゆっくり風景を楽しめばいいのに・・・。そんなわけで木津川市へと入り自転車道に沿ってきた木津川とはお別れ、JR学研都市線の踏切を渡った辺りからは既存の道が自転車道に設定されていて、鹿川沿いに進んで行ってやがて奈良市へと入る。さて、いつもならJR平城山駅前を過ぎて国道24号線、もしくはそのまま自転車道を進んで帰るところだが今回はここからもうひとつ目的が、それはこの日の朝の6chの『サンデーLIVE 』の天気予報のコーナーで紹介していた般若寺、今はアジサイが見頃だとのことで行ってみることとしました。













と言うことで2番目、3番目のゾーンではその般若寺の風景を並べました。朝にテレビで紹介されたこともあってか駐車場には警備員が繰り出していて境内も人でいっぱい、映え写真を撮るためにたくさんの人が列を為して並んでいるが、自分(一人称)はそんなのには構わずに寺院のありのままの風景を撮っていきます。般若寺と言うと秋のコスモスが有名で2年前に来たことがありましたが、そのコスモスもチラホラと咲いていて夏の花と秋の花のコラボレーションも見られました。いつもは単純に短い時間にぐるりと回って終わりのチョイ走りにチョイとネタを添えることができた今回のチョイ奈良でしたが、いかんせん寺院の入山料が高かったのがなあ・・・、ちょっと高すぎな気もしたのですが、まあ寺院もビジネスだから仕方ないのでしょう、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.2110 福井の旅(4)・・・旅の初日も後半戦

2024-07-15 19:22:23 | 旅行記
よろしくお願いします。
















福井の旅も午後に入って後半戦、三国港を後にしてさっき通った道を戻る、と言うことで最初の予定だったあわら湯のまち駅、芦原温泉駅を通るコースは断念しました。次に目指すのは丸岡町を経由してえちぜん鉄道永平寺口駅、勝山永平寺線全線を巡るのは時間的に無理なので永平寺口駅から福井市内へと路線を巡ることとしました。まずたどり着いたのはえちぜん鉄道三国芦原線の本荘駅、単なるローカル私鉄の無人駅と言った感じだが駅舎は登録有形文化財、駅舎の形がさっき訪れた鷲塚針原駅とよく似ています。これ余談ですが、「ほんじょう」と言うとドラマ『刑事貴族』で水谷豊が演じた役名でしたが字が違いましたね、ドラマの方は「本城」でした。その後は新幹線と並行するように進んで丸岡町へ、一番の観光名所である丸岡城はサラリと写真に撮るだけにとどめて先を急ぐことに・・・って、おやおや、こんな所に朝ドラの主人公が、まだ結婚する前の苗字ですな。



















えちぜん鉄道永平寺口駅に着きました、三国港からならサイクルトレインで行く方法もあったが結構な出費に時間も考えると自転車の方が早いかも、鉄道トリックにも使えそう。駅舎が登録有形文化財とのことだが、確かに風情のある駅舎だが文化財に指定するほどかな、駅舎の隣にはレンガ造りの建物があるがこちらはいかにも文化財と言った感じ。ホームは2面3線だが2つのホームは互い違いの位置にある、島式ホームとは別にあるホーム側には古い駅舎があって、どうやらそちらが登録有形文化財となっているようだ。以前は東古市駅と名乗っていて永平寺への路線が分岐していたが・・・乗り鉄していた頃にその路線に乗って永平寺まで行ったことがある・・・20年以上前に廃止されてしまった、それでも駅の端っこにはその路線へと分岐していた線路の跡が残っている。さて、そろそろ福井へ戻ることを考えなければ、と言うことでここからはえちぜん鉄道線に沿って進んで行くことに、駅の中には登録有形文化財もあるみたいなのでまだまだ濃い巡りはできそうです。















その濃い巡りは永平寺口駅の次の駅、山の斜面の高台にある志比堺駅の駅舎が登録有形文化財、どこにでもあるようなローカル線の駅舎と言った感じですが、いろいろと歴史があるからでしょう。線路に沿う国道416号線を進んで行くと次の松岡駅も駅舎が登録有形文化財、上の写真1枚目~3枚目にあるように何とも風情と特徴のある駅舎です。その後も各駅巡り、気になったのが追分口駅、付近に旧街道の追分があるからこの駅名なのだろうけどその場所を探す余裕はもうなかった、ホームは島式1面2線だがこれは狭すぎますね、怖いわ~。もうひとつ気になる駅名が越前開発駅、何か会社名みたいな駅名ですが「開発」は地名で駅があるのも開発一丁目、ちなみに読みは「kaihotsu」とのことです。ここまで来るともう福井駅は近い、宿泊先の鯖江まではハピラインで輪行する予定だが、さて、残りの時間をどのように費やすことにしようか・・・、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




No.2109 チョイ奈良、6月編(1)

2024-07-12 08:19:13 | チョイ走
よろしくお願いします。















6月のチョイ走りは今回も含めて3回に渡ってのお伝えを予定しています。さすがにこの時期となると雨が多くなって遠出もなかなかできない状態、そんなわけで近場での走りが続きました、今回は明日香村まで走ってきた記録をお送りしていきます。まずは大和郡山市、近鉄とJRが交差する所で特急『まほろば』の写真を撮ったわけですがここにあるのは近鉄特急の写真ばかりです、『まほろば』については1枠考えているのでまたその時に。これ余談なのですが、大和郡山市はリニア新幹線の奈良県駅誘致に動いていて、その駅の場所の候補がここなんですよね、市の中心部からは離れていて周囲は民家と田畑ばかり、そこにリニアの駅とJRにも近鉄にも駅を造って・・・、ん~、やめた方がいいんではないの。




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橿原市に入ってやって来たのは本薬師寺、ここももう毎度毎度のことです。近鉄畝傍御陵前駅から国道を渡って住宅地の中を庭球場へ向かう学生さんの集団に注意しながら進んで行くと寺院へとたどり着く。駐車場があってそのすぐ横が境内、もう廃寺となっていて仏像が散らかされたように置かれている、過去に都があって大きな寺院だった所も今はこんな感じ、住宅地と田んぼに囲まれて静かにたたずんでいます。本薬師寺と言うと地元の小学生によるホテイアオイの植栽が行われていて、見頃になる秋になるとたくさんの人が訪れていたが、コロナ禍を契機にここ数年は中止されてきた。感染症禍も落ち着いたからそろそろ再開されても・・・と毎年この時期にどんな様子かな~と訪れていたのですが再開される様子はなく田畑は耕されていた。市のHPを見ると感染症の影響よりも資金難とのことだった、自治体の事情となると無理やわがままを言うことはできない、静かに再開を待つこととしましょう。








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[この花何て名前・・・のコーナー]
【1】ノウゼンカズラ   【2】フランネルソウ   【3】クリ   【4】タチアオイ
【5】テンニンギク   【6】マリーゴールド   【7】ダリア   【8】ムシトリナデシコ
【9】セントーレア   【10】ナンテン   【11】ゴデチア

気候がいい時期からやがて雨が鬱陶しい季節に、でも風景にはまた色が増えてきていろいろな花が見頃となってきています。名前を調べた花の中には昨年も取り上げたものもありますが、花の名前ってなかなか覚えられないんだよなあ、調べてみて、ああ~、そうやったそうやったと思い出すばかりです。さて、走りの方は明日香村へと入って田んぼの中の遊歩道を進んで大官大寺跡へ、ここも藤原京時代は大寺院だったのも今は廃寺となっていて建物などは一切残っていない。現在うちの最寄りのところにある大安寺がこの寺院の流れを汲んでいるとのことちょっと大層な寺院名にその様子をうかがえることができます。その後は明日香村をいつものコース、飛鳥寺~飛鳥宮跡~石舞台と進み石舞台前の休憩場でアイスクリームを食べる、これが毎度の明日香村でのルーティンです。ジメジメして蒸し暑い、雨の多い鬱陶しい時期ですが緑の風景はこれからが本番、藤原宮跡ではそろそろハスも見頃となりそうなのでまた近いうちに行くことにしようかな、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




No.2108 久々に阪堺電車まつり

2024-07-10 09:30:46 | 鉄道
よろしくお願いします。





6月の第2土曜日、阪堺電車の我孫子道車庫で電車まつりが行われるとのことで行ってきました、何年かぶりになります。まずは国道25号線を進んで大阪府柏原市へ、ここで国道から離れて大和川沿いの自転車道へ、堺方面に行く時はもうこのコースが定番となっています。柏原市~ほんのちょっとだけ藤井寺市~八尾市と経て大阪市へ、ここは平野区になるのかな、大阪市の中心部からは離れていて住宅地が多い町です。小高い所を通る自転車道から町並を見ていると所々を柵に囲まれた空き地がどうも気になってくる、どうやらそこが以前阪和貨物線が通っていた所らしい。JR久宝寺駅から北側の城東貨物線は今はおおさか東線となって新大阪駅への連絡線として育ったのに対し、こちらは・・・大和路線久宝寺駅~阪和線杉本町駅間を走っていた・・・廃線となってしまった。過去には特急『あすか』が走ったこともある路線、もし今もあったら奈良から関空への連絡線になったかも・・・まあ需要はそんなになさそうですけどね。





























近鉄線、JR線、地下鉄、南海線と通り過ぎて阪堺線の我孫子前駅前へとたどり着く、駅のすぐ横が車庫への入口なので駅前の狭いエリアには人がいっぱい、とりあえず相棒君を駐輪場に置いて電車まつりの会場へと入って行く。一本道の狭い通路はこれから入る人と向こうから引き返してくる人が共に列を為している、家族連れもいればいわゆる大きなお友達も、何やら大きな駅名版を持って歩いている人もいる。電車まつりの様子は上に並べた写真にあるとおり、自分(一人称)はコロナ禍前に一度来たことがあったのでこの時は数年ぶり。昨年の南海、近鉄の時もそうだったが厳しい時期を越えてまた人がたくさん繰り出すようになってきた、人の多い所や賑やかな所は苦手だがこの雰囲気の良さは否めない、何よりも電車が好きな人が多いのはいいことだ、鉄オタは変な人と見られていた頃からするといい時代になったものです。















阪堺電車のイベントに来たのだから今度は動いている電車の写真を撮ることにしよう、と言うことで住吉大社前へとやって来ました。ここは路面電車となる区間、観光地の前を通ることもあって参拝の人も多く、最寄となる住吉鳥居前電停、住吉電停は乗降客も多くて賑やかな所です。住吉電停は阪堺線と上町線の分岐駅、南から来た電車は阪堺線はそのまま路面区間を走り、上町線は右へと分かれて専用軌道となって天王寺方面へと向かって行く。以前はここで線路が交差していて上町線は阪堺線をクロスして南海住吉大社駅前のホームまで走っていた、今はその線も廃止されて上町線は阪堺線に乗り入れて我孫子道方面へと至っている。そのせいか以前は支線扱いの上町線の格が上がってしまい今や本線扱い、本線扱いの阪堺線が逆に支線扱いに変わってしまった、まあ始発駅が巨大ターミナルと天王寺と新世界の入口となる恵美須町では格が違いすぎますもんね。そんなわけで阪堺電車巡りもここで一段落、これからは奈良へ帰るわけですが、その前にひとつ寄っておきたい所があります、その模様については次回のお伝えとして、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち





No.2107 重要文化財巡り、奈良編

2024-07-09 00:35:15 | 文化財
よろしくお願いします。














重要文化財巡り、奈良県には多くの重要文化財があるのが当たり前と言うのに、ほとんどその当たり前しかお伝えしてなかったと思います。そんなわけで今回はそれほど当たり前ではない奈良の重要文化財を巡って行こうと・・・、まあそれでも有名な所や名の知られた所はありますよ、写真3、4枚目にある旧奈良監獄はここでも何度か取り上げたことがありました。このゾーンで取り上げたのはならまちにある住宅、五條市にある寺院、明日香村にある石塔など、下から3枚目、4枚目にある秋篠寺は割と名の通っている寺院ですが、奈良の中心地からは離れた所にありこれも隠れた観光地と言った感じです。




















天理市から桜井市へと重文巡り、まずは天理市のJR柳本駅近くの上ツ道沿いに立つ長岳寺五智堂、周囲にはその寺院はなくお堂だけがポツンと建っている。では、その長岳寺はと言うと・・・、その場所から東へと進んで国道169号線を渡り、右手側に古墳を見ながら更に東へと行くと小高い場所にある長岳寺の大門へとたどり着く。そこから山門まで参道が続いているがその横を車道が通っているのでそこを相棒君と進んで行って山門前へ、ここからは拝観料を支払って境内へと入って行く。時期はちょうど春も宴たけなわな頃・・・ちなみにセンバツ決勝の日でした・・・で桜も一番見頃の頃、普段なら拝観料とるならパスするところだが今回は文化財巡り、ここは元を取れるよう寺院の風景を楽しむことにしよう。その後は桜井市へと入って大神神社へ、ここも以前歌碑巡りで来たことがあった所、大きな鳥居が目印のこの神社はいつも賑やかな雰囲気で、この日も春の陽気に誘われてなのかたくさんの人が訪れていました。最後に訪れたのは橿原市にある小さな寺院、特に観光名所でもなく名もほとんど知られていないこの場所にも重要文化財が佇んでいます。















最後のゾーンに並べたのは大和民族公園にある旧家屋の写真、どれも重厚感や歴史が漂う建物ばかりです。大和民族公園は季節の変わり目頃になるとネタ探しでよく行くのですが馬見丘陵公園ほどに風景に見所があるわけではなし、そもそも一番最初にここを訪れた目的が文化財巡りでした。ここにある旧家屋は元は奈良県内にあったものを展示用としてこの場所に移設したもので、中に入ると往時の暮らしの雰囲気を感じることができます。昭和を感じる暮らしの様子・・・とは言っても自分(一人称)の子供の頃にはそんな感じの家はたくさんありましたよ、今の文明がはるかなスピードで発達したんでしょうねえ。電話なんて昔は隣の家のものを借りなければならなかったのが今や一人にひとつ、小さくなってネットもできるくらいですもんね、過去のありがたみもどこへやら~、ですな、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち