まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.604 『真田丸』面白い?

2016-11-02 11:13:50 | 日記
おはようございます。





前回は朝ドラ『べっぴんさん』について触れたのですが、今回は大河ドラマ『真田丸』の話です、巷では結構話題になっているのですが、面白いですか?







写真は真田丸があったであろう場所付近、明星高校の真横、心眼寺は前にも紹介したことがありました。あれからドラマも進んでいよいよ大坂の陣へと突入していくところですが・・・本当に巷で言われているほどに面白いですか?自分(一人称)は正直言って面白くないです、とサクッと言ってしまうとそれまでなのですが、巷で面白いと言われているから面白いと思い込んでいるだけでは?朝ドラが20パーセント切っただけでいろいろと言われるくらいなのに、大河の方はなぜか絶賛する声が多い気がして仕方ないんだよなあ、言われてみればそんなに面白くないなあ・・・って皆思っていてもそれを言えない風潮がありそうで、とんだステマとでも言ったところでしょう。






さっきの明星高校と心眼寺のある場所は小高い丘のような所に感じるが、この北側にある大阪城の南端とはほぼ同じほどの高さ、心眼寺の手前には急な下り坂があって、そこを下りた所が写真2枚目、3枚目にある所、その地名は写真1枚目にあるように空堀町となっています。大坂の陣では大阪城の濠が徳川家康によって埋められたと言うことだったが、もしかしたらこの辺りがそのお濠のあった場所だったのかも。元は大阪城はその巨大な濠が淀川に通じていて水運に恵まれた城だったが、埋められてしまって水が抜かれてしまったが所が現在はJRや道路が通っていて賑やかな町になっていると言うことか。真田丸のあった場所は真田山と言う地名の町だが、実際には大阪城が同じ目線の高さにあった場所で埋められたお堀を臨みながら、その天主を守ろうとしていた・・・と最近はBSなどでもいろいろな検証番組などがあって、これまでは謎に包まれていた真田丸と言うのがどんな城だったのかを浮き彫りにしていっている。


真田幸村と言うと自分(一人称)はあまり知らないがゲームのキャラクターにもなっているんですか、大坂の陣で徳川家康を追い詰めた男として、園カッコ良さが神格化されている感じがあったから、今回の大河ドラマもその期待を背負って始まったのだろう。皆が思っている真田幸村の生涯を1年に渡って見られる、だから絶対面白くなるはずだ、との作る側の思惑があったと思う、そのための脚本、三谷幸喜、主演、堺雅人のご出馬と言うことになったのだろう。自分(一人称)は真田幸村についてはほとんど知りません、ラストで徳川家康の首をポ~ンと飛ばした映画とか、直江兼続と共に千姫を大阪城の井戸から救ったとか、九度山で宮本武蔵を鍛えたとか、それくらいのイメージです、だから今回の大河には期待してたんやけどなあ。三谷幸喜の脚本はまあちょっと抑え気味かもと思ったがまああんな感じでしょう、しかし堺雅人がなあ・・・なんかいつも辛気臭い顔して面白味はなく、ここまでほとんど自分が活躍したシーンもないまま、これが本当に皆が見たかった真田幸村やったんかなあ?ゲームのキャラやこれまでの物語などで神格化されていた真田幸村が、堺雅人によって一気に崩されてしまった感じがしてならない、もちろん真田にとっては一番の見せ所はこれからなのでここで評価を定めてしまうには行かないが、その名声を轟かせることになるこれまでの流れがあまりにも地味と言うか面白くないと言うか・・・もしかしたら大河ドラマのように1年をかけて生涯を描く人ではなかったんではないでしょうか。だから三谷幸喜がその辺りを繕うようにいろいろなコアなエピソードを組み合わせたり、脇のキャラが引き立つようなエピソードを持ってきたりしてここまで話を持たせてきたのかも、思えば9月頃までは辛気臭い主役よりも、「美の壺」草刈がおいしい所を全部持って行ってたような気もしたし。








真田幸村が守ろうとしていた大阪城、今は大阪市民の心の拠り所と言った感じで大阪の町の中心でデ~ンと構えています。さて、ここまで大河のファンの気分を悪くさせてしまうようなネガティブなことばかり書いてきましたが、悪い所ばかりではなかったですよ、って今更フォローしても仕方ないのだが。ここでもよく書いていましたが、大河では悪役として描かれることが多かった石田三成、今回は豊臣側からの話とあってその人物像がこれまでより人間味豊かに描かれていました、『軍師官兵衛』の田中圭の石田三成は血も涙もないと言う感じでそれはそれでなかなか良かったが、今回の山本耕史はその対極にある石田三成と言う感じで、一種そのイメージを変えるキャラクターを作り上げてくれたと思います。
そしてもう一人、この大河ドラマを支えているのがこの人↓↓↓



ドラマが始まった頃はその言動や振舞いからいろいろと言われていたきりですが、ここまでずっと信繁と一緒にいては陰になり、時にはウザいほどの日向になって信繁を支えてきました。高梨内記の娘と言うことで実在の人物で側室であったと言うことですが、ドラマでは信繁に鬱陶しがられたりされながらここまで来たと言うことで、ちょっと不憫な感じもします。大阪城時代には切支丹に関わって命の危険に合う場面もあったりで、その半生は信繁以上に波乱万丈な気もしますが、そんな逆境も何食わぬ顔で乗り切って来ている辺りが、長澤まさみの持ち味と言ったところでしょうか。最初の頃のいい加減にしとけよと言う感じの鬱陶しさも、今へと続く布石だったのでしょう、その辺りはまさみが緩急をつけて演じてきたのでしょう、さすがは自分(一人称)が上野樹里の唯一の好敵手と認めるだけある女優さんであります。ドラマも終幕に向かっていって、きりが今後幸村にどう力となっていくのか、楽しみにしたいと思っています。今回は『真田丸』について、少し厳しいことを書いてしまいました、まあ面白くないと言ったのはあくまでもと言うことですので、あまり気にかけないでください、少なくとも『八重の桜』よりはマシだと思っていますので。ちなみに再来年の西郷隆盛の大河ドラマの主演が決まったようですが、鈴木亮平って誰?確か『ヤンキー君とメガネちゃん』に出ていた記憶が・・・と思って調べてみると『花子とアン』の主人公の相手役だった人か、印象に残ってないわ、となると大河も不安・・・?今回もお付き合いのほど、どうもありがとうございました。      まちみち

No.603 あなたのために優勝した

2016-11-01 01:40:36 | 日記
おはようございます。


日本シリーズは日本ハム(F)が2連敗のあと4連勝で逆転、日本一となりました。最後の試合はテレビで見ていたのですが、マツダスタジアムの雰囲気もあってか試合の流れは広島(C)の方にあったように思いました。2度のリードを追いつかれる辺り今日は日本一はないな・・・と思って見ていたのですが、そんな重い雰囲気も8回の一気に6点を取った時点で吹き飛んでしまいました。自分(一人称)は今年の日本シリーズは初めての顔合わせで新鮮な感じもしたのでどっちがどっちと言う気持ちはなく見ようと思っていたのですが、やっぱりパ・リーグ派としては日本ハム(F)に肩入れしてしまいました。日本ハム(F)は10年ぶりの日本一、前回が小笠原、新庄の時代、長かったと言えば長かったんでしょうが広島(C)の場合は25年ですからね、その長さを待った甲斐はもっとあったんではなかったのでしょうか。思えば1985年に阪神(T)が優勝した時は21年ぶり、それでもあの騒ぎ様は関西では異常やと思えるほどでした、甲子園の方でも我が奈良県が19年ぶり、栃木県は実に54年ぶり、メジャーのシカゴカブスに至っては山羊の呪いが解けて71年ぶりと言うことで、やっぱり久しぶりの優勝と言うのはやっぱり嬉しいものです。

それを考えると日本ハム(F)はリーグ優勝は4年ぶり、日本一は10年ぶり、パ・リーグではソフトバンク(H)が常勝チームのように言われていますが日本ハム(F)も11年間で5回優勝と常勝軍団と呼ぶに十分なくらいの成績です。その11年間すべての優勝を見届けてきたのがこの人↓↓↓



20年以上いても優勝に縁のない選手もいると思えばこんな人もいるんですねえ。これまでは数字の上でも優勝に貢献してきた武田投手でしたが今年で現役引退を発表、数字では貢献できなくなりましたがチームに大きな力となったのがこれ↓↓↓



割と勝手なこと言ってるなあ、でもこう言うのは単純でいいですねえ、これ今年の流行語大賞に選ばれるかも知れませんねえ。そう言えば広島(C)にも変な言葉が流行ってましたねえ↓↓↓



「神ってる」ってこの選手の代名詞になっているんですか?もう日本語が乱れまくってます。それにしても「SUZUKI」の背番号「51」ってのは絵になりますねえ、イチローがそうだし、後に背番号を7に変えてしまったが横浜(BS)の鈴木尚典も51時代に首位打者を獲得していました。昔は一流選手は1桁台、投手なら11~20番台と背番号にはそれなりの考え方があったのでしょうが、イチローのように51にこだわる姿勢もなかなかなものだと思います。50番台と言うと昔は巨人(G)駒田、吉村、槙原の50番台トリオ、そして松井の55番がよく知られていますが、大きい番号の人はいずれ1桁になってしまうのが習わしのような感じです、上記の鈴木選手も来年あたりは小さい数字に変わるのでしょうか?たしか広島(C)って「1」は永久欠番ではなかったんじゃなかったかな。
・・・ってまたまた話が逸れてしまいましたが、日本ハム(F)の日本一、毎年プロ野球開幕前はほとんどの評論家はパ・リーグはソフトバンク(H)が独走するやら今年も強いやら・・・と決めつけたように言うので一矢を報いた感じ、そう、やってみなければ分からないんだから、最初から決めつけて物は言ってはいけないと言うことです。ただ来年となると日本ハムも広島もどうでしょうかねえ、2年連続となると両方とも難しそう、いや、戦力がどうだとかよりも他チームのマークも厳しくなりそうなので。ソフトバンク(H)や巨人(G)の巻き返しもあるだろうし、そろそろ笑いの神ってる梨田楽天(E)の確変もあるかも知れない。日本ハムの場合は陽岱鋼の去就が気になるところ、残留との意向だと言うニュースはあったが、日本一になった直後のあの号泣には何かあるのかな、と言う感じがした。武田勝と同じ年代で日本ハム(F)の数度の優勝を経験してきた選手とあって、年齢も30だしまだまだこれからと言う気もするのですが・・・。


『べっぴんさん』今日(31日)の放送を見たのですが、すみれがまたまた売物に値段をつけていないと言う大ボケをかましていました。これまで値段のことは2度ほどやりとりはあったし、本格的に店を始めたと言うのに、値段を聞かれた途端3人顔を見合わせて、のシーンには「またですか」と言う気になってしまった、まさか一番しっかりしてそうな明美までそれに気づいてなかったとは、この人たちと来たら・・・。先週の時点でキアリスの創業者となる四葉のクローバーのごとく4人が揃い、あさやさんの一角を借りての開店へとたどり着きました。4人の創業者についてはそれぞれの実在の人物のモチーフと言うことですが、あさやさんは実際に神戸にあった店がモデルになっているとのこと、その一角でベビーショップを始めたと言うのが『ファミリア』の始まりと言うことです。
物語の方は展開が早くめまぐるしく、しかし主人公は暗くてじれったくで見ている人の反応もいろいろと賛否両論、前回のドラマよりも視聴率の方が、と言うことで早速叩きの記事も出ているようですが、いつも言っていることです、物語はまだ始まったばかりです、暖かく見守っていきましょう。まあそう言いながら見ている方を寒くさせてしまったと言った作品もあったのですが・・・。そんなネガティブな記事の中で取り上げられていたのが菅野美穂のナレーション、いろいろと言われていましたが自分(一人称)は好きですね、若い頃からよく見ていた菅野美穂がお母さん役、しかし1週目で早くも亡くなってしまってあとはナレーションでの登場と言うことですが、やあ~、糠床にならなくてよかった。その語り口はただ単にあらすじを話していくだけではなく、二人の娘を天から見守るような優しい口調、『イグアナの娘』の最終回のラストシーンで菅野美穂が優しそうに娘を見つめるシーンを思い出してしまいます。って『イグアナの娘』って懐かしいなあ、もう20年前の作品ですよ、話は逸れますがこのドラマで主人公の親友役で出ていたこの人↓↓↓



途中で事故で死んでしまうのですが、このドラマでは主人公に大きな影響を与える役割で、結構印象に残っていました。知らない子だったしこれから凄いことになるんでは、と期待していたのですが、現在は別の意味で凄いことになってしまいましたね。まあ20年も経てば人も変わってしまうのは仕方ないことだろうが、自分(一人称)の中では菅野美穂も佐藤仁美もこのドラマが原点と言った感じです。


もう少しだけドラマの話、今期見ている民放ドラマは『相棒』以外では3本、しかもそのうちの二つは日曜21時で重なってしまっているんだよなあ、奇しくも『あさが来た』の新ちゃんとトモちゃんが直接対決となってしまいました。4ch(関西では)の織田裕二の方はド変化球の推理もの、一方の8chの玉木宏は直球勝負の警察もの、毎回二つ並べたテレビで両方のドラマを忙しく見させてもらっています。そしてもうひとつがこれ↓↓↓



やあ、おもしろいわ、これ。タイトルは『家政婦は見た』のパクり、万能家政婦さんはミタさんのパクり、毎回行く家が変わるのは『家族八景』のパクり、途中でミタゾノさんが指をパチンと鳴らすと時間が止まって松岡が今回のおさらいをする辺りは『古畑任三郎』のパクり・・・といろいろ織り交ぜてます。2回終わったところですがなかなか面白いです。前回の女子アナの話は最後まで救いがないまま終わるのかと思ったが、ゴム手袋でゴミ拾いをしているうちに・・・から最後への流れは良かったです、やっぱり人間、嘘をつき通しでは生きていけない、ミタゾノさんがそのことを少々キツいやり方ですが教えてくれたと言うことでしょう、次回以降も楽しみにしたいと思っています。そんなわけで旅の話はお休みで野球とドラマの話をお送りさせてもらいました、今回もお付き合いのほど、どうもありがとうございました。        まちみち