まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1405  曽我川(4)

2020-08-18 10:20:35 | ふうけい
よろしくお願いします。

















ここまで3回に渡って大和川を合流点とする曽我川を、流れとは逆方向に上流へと向けて巡って来ました。大和平野中央部から橿原市へと入り、その名の由来となっている曽我町を通り過ぎた後は、川幅はまだ広いものの少しずつ規模が小さくなって高取町へと入って来ました。前回は御所方面から流れてきた川が合流する所、JR和歌山線の掖上駅の北側に当たる所までやって来ました、川巡りもいよいよ終盤戦、今回が最終編です、それでは行ってみることとしましょう。
郡界橋交差点から先も曽我川に沿ってある県道を進んでいく、川はまだまだ幅の広さを保ったまま、だんだん山里が広がる風景の方へと差し掛かって行く。途中で橋を渡って対岸にある県道133号線へと入る、この道は確か昨年御所方面に古墳巡りに来た時に通ったことのある道、その時は何気なく走っていたが、その道に沿う川が大和川のあの場所で合流している曽我川とは知らなかった。県道は車はほとんど走らない静かな雰囲気、ただ山里の風景からは少し離れていて見所もなくあまり面白味も感じられない。昨年はこの県道の西側にある道を走ったが、そちらの方は古い町並があっていい雰囲気だった、こちらはちょっと退屈やなあ~、と思いながら走っていると何やら見慣れた標識が。そこには自転車のマークと「京奈和自転車道」の文字、佐保川沿いや葛城川沿いでよく見るお馴染みの看板だった、橿原市ではどのような経路をたどって来たか分からないが、こんな場所でこの標識に出会えるとは思わなかった、最終的には和歌山へと至ることになる自転車道、この先どのようなルートをたどって行くのだろう・・・。














やがて進行方向右手側からJR和歌山線の線路が寄り添ってきて、この辺りは曽我川、県道、鉄道が並ぶ区間となる、走っている電車見れるかな~、と思ったがこの区間は1時間に1本なのでタイミングもなかなか合わない。曽我川はこの先で支流が分かれていくとのことで川幅を広くして和歌山線から離れていく、県道も川に沿って行くので線路とはお別れとなってしまう。先へと進んでいくと川の向こうは見慣れた風景が、それは明日香村から吉野口方面へと向かう時に通る道だった、と言うことはその時に横を沿って流れていたのが曽我川だったと言うことか。自分(一人称)はこの辺りはよく走るし、地図もよく見たりはしているのだが、本当に何も知らなかったんやなあ、まあこれまで川に意識が向けなかったからそう言うものなのかな。



















近鉄吉野線葛駅付近で旧国道309号線へと入っていつもの見慣れた町並と道へ、そして見慣れた川・・・確かに欄干を見ると曽我川のプレートが掲げられている、全く今まで何を見ていたんだか。国道309号線はJR和歌山線沿いのある方が新線で車の通りが多いが、旧道の方はただの町中の道と言った感じ、今はその道が京奈和自転車道のルートとなっている。戸毛界隈は旧街道の雰囲気が漂う町並、もうここでも何度も紹介したことがある所です、道はずっと川沿いに続いている、途中で国道を外れて巨勢の古い町並へと入る。この町並を抜けると吉野口駅へとたどり着く、近鉄とJRが同居する駅については、これも前に1枠設けてここでお送りしたことがありました。その駅の前を流れているのも曽我川、上流部はまだまだ先の山の方になっているが、今回の曽我川巡りシリーズはここで終了です、この先については・・・また近いうちに行ってみようかと考えています、自転車道のルートも気になることですからね。そんなわけで今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました・・・・・・・・・・・まちみち


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