まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1133 芸予の旅(3)・・・大崎上島、峠を越えて港へ

2019-05-21 10:38:48 | 瀬戸内
おはようございます。















芸予の旅は前回、フェリーを大崎上島木江港で下りまだ7時半を過ぎたばかりの木江の町並をハイテンションで巡りました、何せこの島大好きですからね~、久しぶりに来たから嬉しくなってしまいました。さて、木江の町を後にして大崎下島へと向かうフェリーが発着する明石港へと向かうわけですが、木江から海沿いの県道を行けば1時間もかからないで行くことができるが、ここは次のフェリーまで時間があるので一旦山を越えて島の西側へ出てもうひとつ峠を越えるルートを進んで行くこととします。木江の中心部の交差点から山の方へと伸びる道へと入る、道は急カーブの上り坂でいきなりと言う感じで峠へと差し掛かる、朝早い時間で車も通らないトンネルは少し不気味なくらい、そこを抜けると一気に下りとなり島の西側へと出る。三叉路になった交差点を左へと曲がって島の環状道路へと入る、先へと進んで行くと町へと差し掛かってこちら側が島の中では一番栄えている感じ、海の上に架かる大きな橋の向こうの島には発電所があって、厳つい感じの煙突らしきものがここまで見てきた時代の流れが止まっている感じの島の風景を一気に現実へと引き戻してしまうかのよう。この辺りは車の流れもあって賑やかそうな雰囲気が感じられる所、町の中心地から分かれる道へと入って大西港へと行ってみる、ここも本州との島の玄関口となる港、駐車場にはたくさんの車が止まっていて年の瀬もいよいよと言う時期、今日一日たくさんの行き来がこの港でも行われるのだろう。






















再び島の環状道路へと戻り目の前にそびえる山へと向かって進んで行く、見通しのいい広い道は緩やかな上りとなりひとつ峠を越える。道は一旦下りとなって上の写真にある恋地と言う聖地になりそうなバス停へとたどり着く、この先でT字の交差点があり左へと曲がるとまた上り坂、今度は島の向こう側へと渡るための恋地トンネルをくぐり抜ける。ここまで2度ほど高低差のある所を通り過ぎて後は下りとなって明石港を目指すだけ、途中木々の間から海が見えてその向こうには大崎下島も見えている、時間繰りもちょうどいいペースだ。さあ~快適な下りで進んで行くとするか・・・と思っていると道はいきなり急な上り坂へと差し掛かる、一旦油断した気持ちで臨むにはちょっとキツイ上り坂、この区間先の2つの峠越えよりもはるかにキツい、この道は前に来た時にも走っていたが完全に忘れてしまっていたようだ、これはしたり・・・。峠を越えると今度は急な下り坂、道はそのまま明石の町並へとあっけない感じで一気に明石港へとたどり着く、途中で気を緩めてしまったと言っても時間には余裕を持たせていたので、フェリーの時間には十分間に合った。港の桟橋に相棒君を置いてフェリーターミナルでキップを購入、中にいた家族連れは帰郷の人たちか、大崎下島は安芸灘海道で本州と陸続きにはなっているが東から来ると遠回りになるので、竹原からフェリーを利用して大崎上島を経由して大崎下島へと向かうのだろうか。桟橋から見える白い灯台とその向こうの島に架かる橋はここではもうお馴染みの風景、西の方に目を向けると小さくかすかに橋の欄干が見えている、方角からすると安芸灘海道の橋かな、そちらの方ももう5、6年ほど走ってないなあ、そろそろ計画してみよっかなあ~、wowowに入ろっかな~♪・・・










大崎下島小長港行のフェリーに乗船、今日の2便目、島には2時間ほどいることができる時間繰りにしている。大崎下島と言うとやっぱり行っておきたいのが御手洗、あの~、用足しに行くんではないよ、「御手洗」の町並のこと、もう何度も訪れている所だが今回もやっぱり足を伸ばすことに決めていた。でもそこだけで2時間はちょっと時間を持て余してしまいそうだな~、などと思いながらフェリーのデッキに立って風景を眺めていたら、4つの島を結ぶ3本の橋が見えてきた。その一番左の大きな島が岡村島、これまで2度ほど走ったことがある島、外周道路を1周したこともあったっけ、そう言えば前に訪れた時は・・・おっと、この話はこの島を巡っている時の話としておきましょうか。と言うことでここは時間を精一杯使って岡村島まで走ってみようと思います、その話は次回にて、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。          まちみち






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