まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1348 高取川(後編)

2020-06-12 20:08:06 | ふうけい
よろしくお願いします。





さて、今夜私がお送りするのは、高取川を巡った記録の後編です↓↓↓















高取川を上流へと目指して進んでいます、前回は近鉄飛鳥駅前までやってきました、名前が高取川だけにもうすぐ高取町、そろそろゴールも近いのでしょうか。春の陽気な中、川は駅前の桜並木を通り過ぎやがて近鉄吉野線沿いへ、走り過ぎる電車も例年なら明日香、吉野方面のお客さんでいっぱいのところだが、その日は感染症渦で自粛を叫ばれていた頃、乗客もまばらにしか見えなかった。それでもこの陽気に誘われる人は多いようで、隣を走る国道169号線は結構車が列を為している、電車は危険だが、車なら安心だと言う考えだろうか、いかにも自分勝手な気もするが・・・。高取川は東へと向きを変えるとその国道の下を通り抜けて高取町域へと入る、ここは川に沿う道がないので国道を進んで旧土佐街道が分かれる交差点へとたどり着く。川はこの先旧街道の町並を避けるかのように流れている、ここは川に沿って行ける道があるのでそこを進んで行くことに。さっきまでは幅も深さもあったが、この辺りではもう小川程度の規模になってきている、旧街道の方は先へ行くにつれて上りなっていくが、こちらの方は小高くなっていく町並を横から見上げるような感じで、ずっと平坦な部分を進んでいる、これは後で急な上りを行かされることになるかも・・・。















向こうに山が見えて田園風景が広がる所にやってきた所で高取川は一旦暗渠となり姿を消してしまう、ここはどこやねん?高取に来た時はいつも土佐街道を走るので、今自分(一人称)がどこにいるのか分からなくなってしまった。とりあえず地図サイトで自分(一人称)の居場所と道と川の位置を確認して進んで行くと、坂道と裏道を行かされて、結局土佐街道の町並の中へと入ってしまった。でも見慣れた風景だと走りやすい、坂を上り詰めると札の辻の交差点、古い道標がたっていて高取川が近くを流れているのも確認できた。目的地まではまだまだ上りは続くが、ここからの先はかつて知ったる道なので、特に気負いすることもなく真っ直ぐ進んで行く。写真1枚目~3枚目にあるように坂の途中には武家屋敷跡が建っている、ここは高取城へと続く道と言うことで武士に所縁のある場所も多いのだろう。さっきまで離ればなれになっていた高取川も側へと寄り添ってきてくれた、道はこの先も蛇行しながらの上り坂、川もそれにお付き合いするかのように先へと続いている。町の喧騒も途絶えて静かな山里、春の陽気さは上りの疲れも忘れさせてくれるかのよう、川縁には菜の花やタンポポがちらほらと咲いているし、山の方を見ると桜もそろそろ見頃と言った感じ。どうやら季節のうららかさに気持ちを動かされる人は多いようで、この狭い坂道を下りてくる何台かの車とすれ違った。自分(一人称)もこの先へは何度か行ったことがあるので・・・確かここでも取り上げたことがあったと思います。・・・どんな場所かは知っている。隠れた名所と言った感じだが、やっぱり知っている人は知っているもんなんやな~。
















上り坂はだんだん急になっていき山の方へと差し掛かって行く、道の側を沿う高取川、狭い水路を落ちていく水は涼しそうで透明感がある、こちらもいよいよ源流が近づいてきていると言ったところか。日の陰った木々の中を進んで行くと川の縁に水車小屋が見える、小屋と同じくらいの大きさの水車は、崖の上から流れてくる水を受けてカラカラと小気味いい音をたてながら回り、その水を高取川へと注いでいる。ここから少し行った所で道が分かれていて、とりあえずそこが車で行ける最終地点となっている。道を右へ行くと急な上り坂になってやがては高取城へと行けるとのことだが、そこまではまだ相当な距離がありそう。2本の道に挟まれた所には階段状になった水路があり、その先の堤防のある辺りが高取川の出発点となっている。この辺りは砂防公園となっていて川縁には遊歩道があり、徒歩で進んで行くと先には小ぶりな吊橋がある。その先は水が流れているので向こう岸には行けないが、そこには四阿があり午後の休日の憩いを楽しむ家族連れの姿も見られた、やはりこの陽気と桜に誘われて出てきた人たちだろう。自分(一人称)も特にあてもない走りの途中から始めた川巡りだったが、ドン詰まり気味な生活からいい息抜きができた感じでした、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。 まちみち


(実はパソコンのスペースキーが不調になってしまいました、そのせいで少し違和感がある部分があるかも知れません、ご了承ください)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿