まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.262 大東市

2015-09-24 09:52:57 | みち
おはようございます。



奈良から生駒を過ぎて四條畷市に入り、田原地区の住宅地の上り坂を行き着いた所、道が阪奈道路と合流する所から大東市に入ります(下の写真1枚目)。今回は古堤街道を中心に大東市を走って行きたいと思います。『大東市』大阪府の中では地味な部類に入るんでしょうか、どことなく四條畷とイメージが被るし東大阪とは名前が被る、しかし自分(一人称としては大阪への重要な通り道でもあり、南北には旧街道がいくつか貫いていて、自転車で走るには重要なポイントになっている所です。


それではその大東市を、阪奈道路の生駒山上口バス停付近から走って行ってみましょう。






車が多く通る阪奈道路を慎重に下ってまずは龍間交差点、ここから一旦旧道へと入り再び阪奈道路へ、反対車線の歩道を進んで旧道との分岐点へと至る。この旧道は車はそれほど通らないが急なカーブが連続する下り坂、眼下に大阪の町を見下ろしながら走ることになるが、ここは慎重に行かなければならない所なので風景を楽しむ余裕はない。下りの一番急な所を下り着いた所が阪奈道路との交差点、そこを更に下ると中垣内の町並へ、ここからは古堤街道を走って大東の中心地へと向かうこととする。








微かに旧街道の雰囲気を漂わせている町並の中を突き進むと写真2枚目、3枚目にある東高野街道との交差点へとたどり着く。道の両側には大小の石の道標が立っていて、ここが昔の交通の要所だったと言うことをうかがわせている。道を更に進むと国道170号線との交差点、さっきの東高野街道も旧国道170号線なので、二つの同じ番号の大小異なる国道を通り過ぎることになる。ややっ、右側に見えるは大阪桐蔭高校ではないか。
道を更に西へと進んでやがて石の壁が堤防となっている寝屋川が流れる場所へ。大東市の中心地となるJR住道駅付近はJR学研都市線は高架線、そのすぐそばにあるアーケード通りの一角の目立たない所に写真5枚目にある道標が立っている。その先で交わる賑やかな商店街が以前ここでも紹介した河内街道、そしてJR住道駅前へとたどり着く(写真6枚目)








古堤街道走りはJR住道駅から寝屋川を渡った少しわかりにくい場所から再開、道は狭くて微妙な曲がり具合と所々古い町並の中を通り過ぎて行く。その中でも旧街道の雰囲気を漂わせている町並が繰り広げられている諸福界隈、街道の一角には写真4枚目にある道標と常夜燈が立っている。古堤街道はこの先JR鴻池新田駅から続く道と交差した後、近畿自動車道によって途切れてしまうことになる。再び街道が出現するのは近畿道を越えた所から、ここはもう大阪市に入ってしまうので、古堤街道走り大東市編はひとまずここまで。






旧街道がいくつか交わる大東の町だが、その街道沿いではあまり古い町並を見ることはそんなにないが、意外な所で古い町並と出会うことができる。それは門真市との境界に近い府道21号線と161号線に囲まれた所、少し入り組んだ普通の住宅地の中に一角だけ、時代が変わってしまったような古い町並が存在する、それが写真にある御領の町並。詳しいことはこちらをご覧いただくとして、今回はここまでとしておきます。      まちみち


最新の画像もっと見る

コメントを投稿