まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1525 チョイ To 奈良・・・木津川市編

2021-03-09 10:43:00 | チョイ走
よろしくお願いします。

















昨秋の木津川市方面へのチョイ走り、霧が広がる山里を進んで加茂へと入り、その後は和束へと足を伸ばして折り返して再び加茂へと戻って来ました、ここからは木津川に沿って進んで行ってつい最近できた国道163号線の新しくできた橋を渡ってみようと思います。まずはJR加茂駅前から少し離れた所で流れている木津川の堤防にある道へと出る、ここは行きの時にも通った所、写真1枚目の大きな樋門はその時はまだ霧の中だった。今はその霧も晴れて雲の間から青い空も見えている、ここは快調な気分で木津川市の中心部へと向かうこととしよう。小さな集落を横目に緑の中のカーブの道を進みやがて展望が開けると右手側に木津川が現れる、11月の初めの頃と言うことで紅葉はまだもうちょっと先と言った感じ、まだまだ緑が目立つ風景だが、この景色も間もなく色をなくしてしまうんだな~。横を沿って流れている木津川は川幅が広く流れもゆったり、かすかに向こう岸には国道163号線を走る車の姿も見えている、あちらは道が狭くて車の数も多そう、でもこちらの道はひっそりとしていて抜け道にはされていない、ここは悠々と快適に進んで行けるのでありがたいことです。





















国道163号線の交差点へとたどり着く、ここは以前から工事をしていて橋が架かるのは知っていたがまさか国道163号線に組み込まれるとは思わなかった。それまでの木津川は国道24号線から加茂の恭仁大橋までは対岸に渡ることができなかった、まあ橋がなくてもそれほど困る所と言うわけではなかったが。それまでの国道163号線はJR木津駅の南側にある国道24号線大谷交差点で合流して、その後は重複国道となって木津川を渡っていたがとにかくこの区間は道が狭くて渋滞がひどく、歩道も整備されていないので自転車で走るのも一苦労、近年木津駅前付近は整備されて走りやすくはなったものの車の渋滞は相変わらずひどかった。今回の工事で大谷交差点から直進する道が新設され木津駅東側にあるニュータウンへと入り、そこで直角に曲がって写真1枚目~4枚目にある橋へと至るルートとなっている。今回はその橋に敬意を払って初渡り、左手側にはJR 奈良線の鉄橋に電車が走っているのが見える、渡り切った所は国道163号線のT字交差点、伊賀上野方面へと向かう車は相変わらず多そうだ。












国道から外れて町中の道へと入る、車のエンジン音と排気ガスの喧騒から離れると長閑な風景が落ち着いた気持ちにさせられる。少し走ると高麗寺跡・・・写真では2番目のゾーンの下半分にある風景の場所です・・・↓↓↓

「7世紀初頭(飛鳥時代)に創建された国内最古の寺院跡のひとつで、相楽七郷中の大狛郷に属し、高句麗からの渡来氏族狛(高麗)氏の氏寺として創建されたと考えられています。」

とのことで、またまたこの手法を使わさせてもらいました、自分(一人称)で説明するのは下手っぴなのでご了承ください。読みは「komadera」、この地によく見る「狛」がつく地名はかっこ内にある狛氏から由来していると言うのが分かります、と言うことでこの走りの最後にやって来たのはJR上狛駅付近、この町の風景についてはお茶の町、環濠集落として何度かここでお送りさせてもらったことがありました。そんなわけでタイトルでは奈良を名乗っていても全編京都府内での走りとなった木津川市内チョイ巡り、ここまでとしておきましょう、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。          まちみち