まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.805 滋賀の旅2017春編・心和む分水の風景

2017-08-29 08:57:54 | ふうけい
おはようございます。













滋賀の旅春編は8月の間は高校野球などがあって約1ヶ月ぶりの更新となってしまいました、決して忘れていたわけじゃないですよ、と言うことで早速行ってみることとしましょう。まずは写真1枚目、2枚目、春照の宿場町の外れにある八幡神社の角に立つ道標、石面に彫られた自体が時代の古さを感じさせてくれるなかなか立派な道標です。神社の脇の細い道を進んで行くと右手側に大きく伊吹山が見える、これも御馴染みの風景。この道の終わりの所にも神社があり、そこの角にも道標が立っている、それが写真4枚目、その道標の横には伊吹山側から小さな川が流れてきている。旧街道はここで左に曲がって川に沿うようにして進む、勢いよく流れる水は透明で冷たそう、さて、ここからの北国脇往還の旅は今回の隠しテーマである水を巡る走りへと入って行きます。












激しい水の流れは川の途中で仕切が入り写真1枚目~3枚目にある分水へと注がれる、写真4枚目の案内板には小田分水とあるが小田と書いて「yanaida」と読む。ここは前にも書いたと思いますが自分(一人称)の好きな場所、春照は伊吹の風景、旧街道、宿場町、道標と本当に自分(一人称)の好きなスポットが続くのですが、いつも一番最後にたどり着くのがここ、ここでグォォォォ~ッと流れてくる水が各農業用水へと注がれていくのを見ると何か心が落ち着くと言うか気分が安らぐと言うか・・・すみません、水の流れが怖いと言う人もいると思います、実は自分(一人称)も子供の頃にプールに沈められて以来泳げなくなりました、それでもここで泳ぐわけではないですからね、水にはもちろん感情も選択の自由もありませんが、ここで各水路に分配された水が畑に流れ込みそれが人々の生活の糧となっていく、これも一種のロマンと言ってもいいのでは・・・って勝手に言っとけって。後ろを見ると大きくそびえる伊吹山、さっき手前の宿場町で見た姿とはやはり少し違う気もする、この付近にはこの分水から注がれた水が小さな水路となって更に各田畑へと流れて行くように仕切られている、小田分水では轟音を上げていた水も細い水路になると流れも緩やかになり、また気分を和らげてくれる。









小田集落からは右手側に伊吹山を見ながら田園風景の中を通る道を進んで行く、水をテーマの走りなら見ておきたい分水がある、その分水の名前になっている井ノ口集落が写真1枚目、狭い通りに軒を為す趣のある家屋、北国脇往還はこの界隈を流れる姉川の北側、伊吹山に近い所を通っているのでここはもう地元の人しか通らない道と言った感じ。この集落を外れると広く田園風景が広がり、姉川の南側に流れる小さな川沿いの砂利道へと入って行くと写真2枚目~5枚目にある分水へとたどり着く。井ノ口集落の近くにある分水だからここが井ノ口分水だろうと思い写真を撮って後にしたのだが、一般に井ノ口分水と言って知られているのはこちらの分水↓↓↓



上の写真にある分水から更に伊吹方面に戻った所にあると言うことだった、円形の分水だと言うのは知っていたがここも半円形になっているので思い込みでここだと自分(一人称)で決めつけてしまっていた。ああ~これはしたり・・・、と言うことでまた宿題を残してしまうことになった、でもこの時はこの分水を見ただけで満足な気分になって、更にその道中の陽気なこと!!って具合に、この先の北国脇往還走りにますます調子づくことになるのでした。その続きはまた次回の・・・とその前に今回この界隈で撮った水の流れをフォトチャンネルにてお送りしておきます。

伊吹の水の郷


それでは次回もお付き合い願えたらありがたいことです、今回はここまでとしておきましょう。       まちみち